解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
株式会社ヴィークレアブランド名
エコロヴィスタ・エコロビスタ/ECOLOVISTA容量
180ml参考価格
1404円1mlあたり
7.8円JANコード
4589546890253KaisekiID
7161全成分
結論から言うと、ヘアケア効果を期待するならダメ。
植物由来成分縛りのような作り方で、ヘアケア効果よりも植物由来であることを重視した内容です。そのため、ヘアケア効果やヘアパック性能は二の次という印象を受けます。
植物エキスや植物由来のオイルが、髪の修復に元から優れているということはないのです。
横と植物由来成分の多いヘアパックでないとダメ、という方向けの製品であって、ヘアケア効果はそれほど望まないのであればoKだと思います。
ただ、よくあるようなヘアトリートメントやヘアパック並みの効果を期待して使うとがっかりさせられるでしょう。もうそれこそ、よくある市販のコンディショナーの方がマシかもしれないというレベルなのです。
シスチン、加水分解ゴマタンパクPGプロピルメチルシランジオールが数少ないコンディショニング効果を演出できそう、ではありますね。いずれも髪のコシを出すような働きがあり、とくに即効性がある素材でもあります。
ただし、配合量は見るからに少なそうなので、あまり期待はできません。
天然由来素材ばかりを使って、オーガニックなイメージを持たせている製品ですが肌にはほとんど優しくありません。一般的なコンディショナーと同様のリスクを内包していると言っていいでしょう。
ベヘントリモニウムクロリドのような4級カチオン界面活性剤をベースに連れていることから、タンパク変性作用や皮膚刺激を懸念されるため直接肌につけるのは好ましくありません。
直接肌につけられないのであれば、肌に良さそうな効果を持つ植物エキスの数々も意味をなしません。死んだ細胞である髪に血行促進効果や抗炎症作用を扶養しても何の意味もないからです。
例えばお化粧の化粧水を髪につけてすすぐというような、ちょっと合理的とは言えない使い方に似ているヘアパックです。
適材適所の考え方に反するような、ただ単に植物由来で作りたかった的な発想の製品でヘアケアを重視するのであれば選択肢には到底入りえない選択肢となるでしょう。
そう、素材一つ一つに罪はなくても、適材適所ではないというわけで製品としてお勧めはしないのです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。