Ingredient Analysis

シスチン

成分 50件の商品に配合 ID: 1016
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+30

安全性
+20

素材の品質
+0

使用感
基本情報
成分名シスチン
医薬部外品名L-シスチン
慣用名・別名L-シスチン、ジシステイン
INCI名Cystine
化学式C6H12N2O4S2
分子量240.30 Da
由来動物性
推奨配合濃度0.5〜3%
適正pH域3.5〜7.0
EWGスコア2/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +30
肌・頭皮への安全性
補修力 +40
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +30
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +0
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

システイン2分子がジスルフィド結合(S-S結合)で連結した含硫アミノ酸二量体。毛髪ケラチンの主要構成アミノ酸であり、シスチン含量が高いほど毛の強度・弾力性が高い。体内でシステインに変換され、チロシナーゼ活性阻害によるメラニン生成抑制・抗酸化作用・ターンオーバー促進が期待される。医薬品(ハイチオール等)としてシミ・そばかすへの適応もある。原料は主に動物羽毛由来。

シスチンの解析

シスチン(L-シスチン)は、含硫アミノ酸であるシステインが2分子、ジスルフィド結合(S-S結合)を介して連結した二量体アミノ酸だ。髪・皮膚・爪の主要タンパク質であるケラチンを構成する18種のアミノ酸の中でも、シスチンは最も多く含まれ、毛髪の横断的な架橋構造を形成することで、強度・弾力・しなやかさを担う根幹的成分である。パーマや縮毛矯正の仕組みがまさにこのS-S結合の切断・再結合を利用したものであり、シスチンは髪の「鎖のかすがい」に相当する存在といえる。

化粧品・ヘアケア製品に配合された場合、ダメージで切断されたS-S結合の補完・補修に寄与するとされており、特にブリーチや繰り返しカラーによるケラチン損傷を抱える髪へのアプローチとして注目される。内服用途では、医薬部外品成分としてメラニン生成の鍵酵素チロシナーゼの活性阻害や、肌のターンオーバー促進によるシミ・そばかす改善が認められており、「ハイチオール」の主成分として広く知られる。ビタミンCと組み合わせることで美白効果の相乗作用が得られるとされる。

抗酸化作用においては、グルタチオン合成の前駆体であるシステインの供給源としても機能し、酸化ストレス軽減・老化防止に貢献する可能性がある。これは単なる構造材料にとどまらず、生体の防御機構を支える機能性を持つことを意味する。一方で、化粧品原料としてのシスチンは動物の羽毛(主に鶏毛・人毛)から抽出されることが多く、動物由来成分に対するアレルギーや倫理的観点からの懸念もある。合成品や発酵由来品も存在するが、コスト・純度の面で差異がある。

育毛・スカルプケアの観点では、毛球部ケラチン産生に必要なアミノ酸供給として毛髪の成長サポートが期待されるが、外用での浸透性には限界があるため、経口摂取との組み合わせがより効果的とされる。分子量が比較的大きく(240.30 Da)、未修飾のまま毛皮質深部まで浸透させるには処方工夫が必要な点も特記すべき課題だ。

相性の良い成分

ケラチン メチオニン グリシン システイン

相性の悪い成分・混合注意

鉄塩 銅塩

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50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)