解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
jennyhouse(ジェニーハウス) S ウォータートリートメントブランド名
jennyhouse(ジェニーハウス)容量
300ml参考価格
2530円1mlあたり
8.4円JANコード
4582356618789ASIN
B094ZLLFQZ発売日
20210515KaisekiID
8738全成分
解析チームです。今回は、韓国発の話題のヘアケアアイテムをご紹介します。17種類ものアミノ酸を配合し、温感効果でスチームケアを実現するという革新的な商品。その正体は...jennyhouse(ジェニーハウス)の「S ウォータートリートメント」です!
jennyhouse(ジェニーハウス)は、韓国を代表するヘアサロンブランドの一つで、セレブリティも御用達の人気サロンとして知られています。彼らの製品は、最新の韓国美容トレンドを反映していることで有名なんです。この「S ウォータートリートメント」も、そんな韓国美容の英知が詰まった逸品なのでしょうか?
解析結果によると、総合順位は2597個中2445位。総合点は5点満点中1.09点となっています。正直に言って、これはかなり厳しい評価です。しかし、この数字の裏には興味深い特徴が隠れています。
保湿力は2.6点と比較的高めです。これは、17種類のアミノ酸配合と温感効果によるスチームケアが功を奏しているのかもしれません。また、髪補修力は1.9点と、平均以下ながらも一定の効果が期待できそうです。
一方で、素材のレベルは-0.6点、安全性は1.4点と非常に低い評価となっています。これは一体どういうことでしょうか?実は、この製品の真の姿は「諸刃の剣」なのかもしれません。
メーカーの説明によると、このトリートメントは17種類のアミノ酸とタンパク質でダメージを補修し、温感効果でスチーム効果を生み出すという画期的な仕組みを採用しています。しかし、その裏には危険な側面も潜んでいるようです。
注目すべきは、複数の4級カチオン界面活性剤(4カチ)がベースに使用されている点です。これらは髪を保護する一方で、肌には刺激となる可能性が高いのです。
余談ですが、4級カチオン界面活性剤は、正電荷を持つことで負電荷の髪に吸着しやすいという特徴があります。これにより髪を滑らかにする効果が高いのですが、同時に肌への刺激も強くなるんです。まさに「良薬口に苦し」というわけですね。
1. メントール:清涼感を与えるだけでなく、血行促進効果も期待できます。これにより、頭皮環境の改善にも一役買う可能性があります。
2. 加水分解ダイズタンパク:低分子のアミノ酸とペプチドで構成され、髪に保湿力を与え、バリア機能を高めます。さらに抗酸化作用も期待できる優れた成分です。
3. サリチル酸:強い殺菌性と抗炎症効果を持ちます。フケ対策にも有効ですが、皮膚刺激性が高いため注意が必要です。
メリット:
1. 高い保湿力:2.6点という評価は、このカテゴリーでは比較的高い数字です。17種類のアミノ酸配合が功を奏しているのでしょう。
2. 温感効果によるスチームケア:これは非常にユニークな特徴です。熱によって毛髪のキューティクルが開き、成分が深く浸透する可能性があります。
3. 豊富なアミノ酸とタンパク質:髪の主成分であるケラチンを構成するアミノ酸を補給することで、髪の強度を高める可能性があります。
デメリット:
1. 低い安全性:1.4点という評価は非常に懸念されます。特に、4級カチオン界面活性剤の使用が主な原因と考えられます。
2. 素材レベルの低さ:-0.6点という評価は、使用されている成分の質に問題がある可能性を示唆しています。
3. スカルプケア力の欠如:0点という評価は、頭皮に対する効果がほとんど期待できないことを意味します。
4. コストパフォーマンスの悪さ:1.6点という評価は、価格に対する効果が十分でない可能性を示しています。
jennyhouse(ジェニーハウス) S ウォータートリートメントは、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」という言葉がぴったりの製品と言えるでしょう。高い保湿力と独自の温感効果は魅力的ですが、その裏に潜む安全性の低さは無視できません。
この製品は、韓国発の最新トレンドを取り入れた革新的なアプローチを試みていますが、それが必ずしも良い結果をもたらしているとは言えません。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。