Ingredient Analysis

サリチル酸

成分 50件の商品に配合 ID: 5875
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
-20

安全性
+20

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名サリチル酸
医薬部外品名サリチル酸
慣用名・別名2-ヒドロキシ安息香酸、柳酸、BHA
INCI名Salicylic Acid
化学式C₇H₆O₃
分子量138.12 Da
由来合成
推奨配合濃度0.5〜2%
適正pH域3.0〜4.0
EWGスコア5/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 医薬部外品承認成分 化粧品成分基準収載
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 -20
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +10
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

サリチル酸はBHA(β-ヒドロキシ酸)の代表成分で、脂溶性の角質溶解作用により毛穴奥まで浸透し角栓を溶解する。抗菌・抗炎症・防腐作用も併せ持ち、ニキビケアやフケ・かゆみ防止の医薬部外品有効成分として広く配合される。高濃度では皮膚刺激性が強く、濃度・pH管理が重要。

サリチル酸の解析

サリチル酸は化学式C₇H₆O₃で表されるBHA(β-ヒドロキシ酸)の代表格。1763年にヤナギ樹皮から発見されたサリシンを起源とし、現在は合成製造が主流。安息香酸の誘導体であり、芳香族化合物としての高い脂溶性が最大の特徴です。

その核心的作用はケラトリティック(角質溶解)効果にあります。角質細胞間の結合をほぐしながら、脂溶性を活かして毛穴の奥深くまで浸透し、皮脂に埋もれた角栓を溶かし出します。水溶性のAHA(グリコール酸など)が表面の角質を剥がすのとは異なり、毛穴内部に直接アプローチできるのがサリチル酸ならではの強みです。この性質から化粧品・エステ・皮膚科のケミカルピーリングまで幅広く活用されています。

抗菌・抗炎症作用も重要な側面です。アクネ菌や脂漏性皮膚炎の原因となるマラセチア菌の増殖を抑制しつつ炎症を鎮め、ニキビ予防・フケかゆみ防止の医薬部外品有効成分として厚労省に認められています。また0.2%以下では防腐目的での配合も認可されています。

一方で皮膚刺激性の高さは無視できません。化粧品への配合上限は通常0.2〜2.0%、医薬品では最大50%以上に達する場合もあり、濃度が上がるほどピリピリとした刺激や乾燥・バリア機能低下のリスクが増大します。アスピリン(アセチルサリチル酸)の前駆体でもあるため、サリチル酸アレルギーを持つ方は特に注意が必要。さらに光毒性の懸念から使用後は紫外線対策が推奨されます。敏感肌・乾燥肌への使用はパッチテストを経てから行うことが望ましいです。

効果の発現には低pH環境(pH3〜4台)が必要で、酸性条件下で未解離型の比率が高まり浸透力・角質溶解力が最大化されます。ナイアシンアミドやAHAとの組み合わせで相乗効果が期待できる一方、レチノールや高濃度ビタミンCとの同時使用は過剰刺激を招く恐れがあります。

相性の良い成分

グリセリン パンテノール ナイアシンアミド

相性の悪い成分・混合注意

レチノール ビタミンC誘導体 AHA

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50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)