スカルプD スカルプシャンプーオイリー クールの解析結果 | シャンプー解析ドットコム 

スカルプD スカルプシャンプーオイリー クールの解析結果

総合点4.06
2745個中66位
品質4.7 %
成分数65
1mlあたり11.4円 %
安全性7.6 %
エキス類16
全成分
詳細情報
  • スカルプD スカルプシャンプーオイリー クールの詳細情報
  • [発売日]
  • [JANコード] 4580168654292
  • [ランキング] 66位 2745個中/
  • [ポイント(5点中)] 4.06点
  • [ジャンル] S
  • [容量] 350ml
  • [参考価格] 3973円
  • [1mlあたり] 約 11.35円
  • [商品ID] 7665
  • [ASIN]
  • [商品サイズ]
  • [商品重量] g
  • [成分数]65
  • [洗浄剤数]7
  • [エキス類]16
  • [特に優れた成分]7
  • [要注意成分]0
販売元による宣伝文
夏季限定のクールシャンプーが今年も登場。 頭皮の汚れをすっきり落とす。メントールの30倍のヒンヤリ「Evercool skin」を配合。 6種類の頭皮ケア成分「海水ミネラル」「アルプス氷河水」「モズクエキス」「クラミドモナエキス」「テンニンカ果実エキス」「宇治茶エキス」が夏の過酷な頭皮環境へアプローチ。 さらに冷涼感「シトラスマリン」の香りでニオイをマスキングします。
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スカルプD スカルプシャンプーオイリー クール解析チャート

スカルプD スカルプシャンプーオイリー クールの解説

冷感が違うんです

クール効果が他と違う

シャンプーのクオリティうんぬんの前に、このシャンプーの最大の特徴をまず知る必要があります。

それは、冷却効果のすごみ。

一般的なメントールによるスースーした感じとは一線を画し、長時間持続・強い冷却・低刺激というクオリティの高い冷却作用が待ち構えているのです!

メントールを筆頭に、メントキシプロパンジオール、PCAメンチル、メンタンカルボキサミドエチルピリジンと続く冷却成分の数々が機能的に清涼感を届けています。

ざっとメントールの30倍の冷却効果を持っていたり、少しずつそれを放出することで持続性が長くなっていたり、清涼感好きにはたまらない高性能クール系シャンプーという特徴を持っているわけです。

ベースはアミノ酸系

冷却効果が優れていることはおわかりいただけたかと思います。

それでは、洗浄剤はどんなものでしょう?

基本ベースはさっぱり系アミノ酸系。ベタッとしないので洗浄力は控えめでもさらっとした仕上がりで不快感はなさそう。

もちろん、とても肌に優しく、ダメージ毛にも負担をかけにくい構成ということができます。

添加成分の質も高い

洗浄剤・清涼剤のほかは相当数の添加成分で満ち満ちています。

植物エキス・コンディショニング成分が中心で、頭皮にも髪にも仕上がり良く導こうという意図が見えますね。

これはスカルプD代々このような感じですが、ちょっとずつ中身も進化しているように見えます。

目立つところでは、キトサン、セラキュート、ペリセア、アミノ酸系両性界面活性剤、オキナワモズク、テンニンカエキスなどなど、人工皮膚素材あり、疑似セラミドあり、浸透性あり、収れん作用や酸化銀による防腐効果をとっているところも目立ちますね。

素材1つ1つのチョイスはさすがだな、と感じますが、いかんせんスカルプDらしく成分多すぎ問題がここでも見られます。

成分が多すぎ=1つ1つの成分の有効濃度達してない疑惑が噴出するわけです。

いくら良い素材でも、効き目がでないほど微量であれば意味をなしません。

例えばペリセアのように微量でも活躍する成分なら良いのですが、多くの成分は実感できるほど配合されている感じはありません。

冷却感重視ならあり

シャンプーとしてのクオリティは悪くありません。まずまず良い部類といえるでしょう。

素材入れ過ぎ問題で、実際には効いてくる成分が多いわけではなさそうな点は考慮すべきですが、もし冷却効果の部分を期待して使いたいならアリです。

この冷却効果の違いは試してみたいと思わせるだけのものがあるので、夏に良いシャンプーをお探しであれば1つ選択肢に入れるのもありです。

ついでに、頭皮に色々とメリットが降り注ぐ可能性がありますし、洗浄剤はさっぱりしてマイルドですので使い勝手は良いですね。

ピロクトンオラミンのようなちょっと当たりの強い殺菌剤があるのは難点ですが、わりとメリットが多い製品として紹介できるかと思います。

おもしろい冷却効果



シャンプーとしてはふつうに良い

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世界初ジェミニ型(双子型)両親媒性物質・通称ペリセア。洗浄剤の刺激緩和のほか、髪のコーティング、有効成分の浸透補助、髪の強度アップなど多岐にわたる効果を発揮。毛髪内部に極めて短時間(約1分!)で浸透しダメージ修復。肌のキメを整える美肌効果も。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa
アルコールの一種で、 2-イソプロピル-5-メチルシクロヘキサノール とも呼ばれる。ハッカに含まれ、清涼感、血行促進作用を付与します。
メントール
創傷被覆材にも使われるキトサンを配合。強靭で柔軟性のある皮膜を形成し、抗菌作用も期待できる質の高い素材です。
ヒドロキシプロピルキトサン
・カキタンニンは柿渋に1%-2%程度含まれる成分で、高い収れん作用と加齢臭を分解して消す効果を付与。
カキタンニン
無臭で冷感を付与する成分です。
メントキシプロパンジオール
両性界面活性剤。主洗浄剤の泡立ち、粘度を調整したり、コンディショニング効果を与える作用があります。きめ細かい泡質。単体では使われることは少なく、補助洗浄剤として用いられます。
ラウラミドプロピルベタイン
・ショウガ根エキスはコラーゲン産生促進、女性ホルモン様作用、抗菌作用、血行促進作用、免疫増強作用、発汗作用。
ショウガ根エキス
ケラチンタンパクを加水分解して得たケラチンPPT(ポリペプチド)です。毛髪に馴染みやすく、髪の強度を高めるシスチンを豊富に含有します。
加水分解ケラチン(羊毛)
両親媒性型のエステル油で、水溶性有効成分の浸透促進効果、スピーディーなクレンジング効果、べたつきが少なく、軽い感触に仕上げる作用があります。
シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール
スイカズラ科植物でフラボノイド含有のエキス。優れた抗酸化作用を付与。
セイヨウニワトコ花エキス
殆どの場合、無水エタノールのこと。無水エタノールはエタノール99.5vol%以上含有のものをいう。
エタノール
肌の表面を保湿する素材で、安全性が高く、しっとり感の強い感触が特徴です。石鹸の副産物としても発生します。
グリセリン
コカミドDEAのこと。粘度調整など洗浄剤の補助としての役回りが多い。発がん性を懸念する声も出た成分ですが、かなりレアな他の成分との混合を高濃度で起こさない限りその心配はない。例えば、亜硝酸塩とコカミドDEAを高濃度で混ぜ合わせるなど。通常のシャンプーの中でそのようなことが起きることはないので、この成分を避けるというのは理に適わない。
コカミドDEA
アミノ酸型洗浄剤の中でもバランスの良さはトップクラス。適度な洗浄性、泡立ちの安定性、低刺激、コンディショニング効果や、ベタつきの少なさなど、シャンプーとして使われる場面では優秀な使用感を提供する。
ココイルメチルタウリンNa
アミノ酸型洗浄剤の中で中性タイプといえる素材。洗浄力とコンディショニング効果のバランスが良く、比較的さっぱり系の洗い心地と指通りを得ることもできるでしょう。アミノ酸系シャンプーを欲しいがあまりしっとりさせたくない時に適する。
ラウロイルメチルアラニンNa
1,3-ブチレングリコールのことです。抗菌・溶剤、減粘剤、香料としても使われます。石油から精製される他、サトウキビから精製されるBGもあります。皮膚に潤いを持たせる他、製品安定剤として使われることも。
BG
活性成分ジンセノサイドを含有するオタネニンジンの根から採れたエキス。代謝・血行促進作用を有する。
オタネニンジン根エキス
エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム。キレート効果による品質安定剤として。
EDTA-2Na
チャ葉から抽出したエキスです。抗菌作用が優れ、タンニンの収れん作用、ビタミン類の抗酸化作用、アミノ酸の保湿作用など付与します。
チャ葉エキス
水酸化カリウムです。苛性カリとも呼ばれ、強いアルカリ性を示し、タンパク質に対し強い腐食性があるため劇物に指定されています。主に石けんを作る際の材料として使われるほか、界面活性剤に配合され強烈な油汚れやタバコのヤニ落としなどに用いられる。また、配管に詰まった毛髪を溶かす用途でも使われる。ただし、劇物に指定されているように非常に物性が強いため、専門的な業者によって使われることが多い。
水酸化K
ローヤルゼリーを乳酸桿菌]で発酵した後、ろ過して得たエキスです。発酵により低分子化し、肌に浸透して角質の保湿、肌の弾力性の強化作用などを付与。
乳酸桿菌/ローヤルゼリー発酵液
抗真菌作用をはじめ、皮膚糸状菌、酵母、グラム陽性菌・グラム陰性菌など幅広く殺菌・防腐作用を示す。pH6-7に調整する必要があり、逆にいえばピロクトンオラミン配合の製品はこの範囲のpHであることが推察される。ジンクピリチオンなど他の抗真菌剤よりも効果が高い。その殺菌効果の高さゆえ、頭皮・皮膚の常在菌を必要以上に滅してしまうことには注意したい。環状のヒドロキサム酸誘導体であるピロクトンとエタノールアミンによる塩である。
ピロクトンオラミン
テンニンカ(天人花)は沖縄などで自生している常緑低木植物。その果実はジャムなどにも使われる他、化粧品用途では抗酸化作用、DNA損傷を抑制。トリテルペノイド、スチルベン誘導体、ピセアタンノールなどを含有。
テンニンカ果実エキス
PEG(ポリエチレングリコール)フリーの界面活性剤。水を配合しない処方向けのマイルドなパウダー状アニオン性界面活性剤。
スルホコハク酸ラウリル2Na