ハード系のワックスに、ボリュームアップ効果を加えた内容です。
ワックスのベースはよくあるオーソドックスタイプですが、ボリュームアップにセラキュート、ケラチン、γードコサラクトンなどを加えているのがユニークですね。
ただ、招かれざる客も・・
4カチ(4級カチオン界面活性剤)ベヘントリモニウムクロリドが配合されています。
トリートメントのベースなどで知られる成分で、洗い流す・髪につけるのであれば大変役立つ成分ですが、洗い流さないとリスクが顕在化してしまいます。
強いタンパク変性作用によって、肌荒れをすぐに起こす、ハゲるといったデメリットがあるわけです。
配合量が少ない、と安心してはいけません。脱毛剤として使われる4カチ(4級カチオン界面活性剤)は0.1%の濃度で機能してしまうのですから・・。
基本、ワックスに4カチは否定派です。
危ないばかりで不必要。手っ取り早くさらさらになるメリットより、デメリットが大きすぎるのですから。
しかも、これだけリスクをとっているのに、口コミの評価もあまり高くないというのは完成度にいささか問題があるのではないかと思ってしまうのです。
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