Ingredient Analysis

イソステアロイル加水分解シルクAMP

成分 12件の商品に配合 ID: 3371
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+40

安全性
+50

素材の品質
+50

使用感
基本情報
成分名イソステアロイル加水分解シルクAMP
慣用名・別名イソステアロイル加水分解シルク(AMP塩)
INCI名AMP-ISOSTEAROYL HYDROLYZED SILK
由来半合成
推奨配合濃度0.5〜3%
適正pH域4.5〜7.0
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載
カテゴリ 成分
イソステアロイル加水分解シルクAMPの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +50
成分の素材品質・配合価値
安全性 +40
肌・頭皮への安全性
補修力 +50
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +50
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +50
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

加水分解シルク(絹由来ペプチド)とイソステアリン酸をアシル化縮合し、AMP(2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール)で中和した両親媒性シルクペプチド誘導体。毛髪のCMC(細胞膜複合体)類似構造を持ち、タンパク質と脂肪酸を同時補充してダメージ補修・保湿・滑性向上を実現。コンディショニング・爪・皮膚ケアに機能する高機能複合成分。

イソステアロイル加水分解シルクAMPの解析

イソステアロイル加水分解シルクAMPは、絹タンパク質を酵素・加水分解して得たシルクペプチドに、イソステアリン酸をアシル化結合させ、AMPで塩にしたアシル化シルクペプチドの一種。単純なシルクペプチドと異なり、脂肪酸鎖が付加されることで毛髪への吸着性・親和性が大幅に向上している点が特徴的だ。

最も重要な作用は、毛髪内部のCMC(細胞膜複合体)との構造的類似性。CMCはキューティクル細胞間の接着を担う脂質-タンパク質複合体であり、ダメージを受けると失われやすい。この成分はCMC様の両親媒性構造を持つため、損傷部位へ選択的に吸着し、内部構造を物理的に補填する形で補修効果を発揮する。タンパク質成分がケラチンと親和し、脂肪酸成分が疎水性ドメインと相互作用するというダブルアプローチが効くメカニズムだ。

使用感においてはなめらかさと指通りの向上に特に貢献する。コーティング的な滑性はシリコーン類ほど強くないが、より自然な感触を実現しやすく、素髪感を重視するノンシリコン処方でも活躍できる点がユニーク。保湿力も有し、シャンプー・コンディショナー・トリートメントと幅広い処方での採用実績がある。

安全面では動物性由来(絹)を含むため、シルクアレルギーのある消費者には注意が必要。EU規制ではAnnex III(制限付き)に該当する点も見逃せない。配合濃度は通常低めに設定されるため、一般的な使用での安全性は高い。環境負荷は合成・動物性成分の混合という性質上やや懸念が残る。

相性の良い成分

グリセリン セラミド パンテノール 加水分解ケラチン

相性の悪い成分・混合注意

強アルカリ剤 強酸化剤