スカルプDの伝統的な骨格をベースに、メントールの清涼感、アミノ酸、植物エキスなどで構成。
メントール+シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールの組み合わせは、清涼感を持続させる効果が高いですね。それに加え他の親水性成分の浸透を促すや役割も。
ビオチンなどビタミン類の配合、ペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)の配合、殺菌成分ピロクトンオラミン、ハリコシのジメチルジアセチルシスチネート、ゼインの配合あり。
スカルプDといえば共通してオレフィン(C14-16)スルホン酸Naベースとなっていますが、これがやや荒っぽい洗浄剤であり、ラウレス硫酸Naと同タイプですから、その他の成分に比べてクオリティの足を引っ張っているように見えてしまいます。
アミノ酸系洗浄剤が少しミックスされているとはいえ、ですよ。
もう1つはピロクトンオラミンという強い殺菌成分。これが必要な人、必要でない人がいると思います。
頭皮には善玉菌も多くいて、肌バリアを作っているのは実際に善玉菌です。殺菌してさっぱりすればOKというのは違います。
良くも悪くもスカルプDらしい内容で、おまけがより多くなったバージョンです。
この、おまけの部分に魅力を感じるなら試す価値ありでしょう。
ただ、洗浄剤のクオリティだったり、殺菌成分だったりが肌に合わないパターンもあるでしょうから、万人に受ける中身だとは言いません。良いシャンプーだがクセがありますよ、という感じ。
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