Ingredient Analysis

トリイソステアリン酸PEG-160ソルビタン

ノニオン界面活性剤 50件の商品に配合 ID: 1088
ノニオン界面活性剤 乳化・可溶化を担う非イオン性界面活性剤
-15

安全性
+10

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名トリイソステアリン酸PEG-160ソルビタン
慣用名・別名トリイソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン
INCI名PEG-160 Sorbitan Triisostearate
化学式C₆₆H₁₂₀O₂₆
由来半合成
推奨配合濃度1〜10%
適正pH域3〜7
EWGスコア4/10
コメドジェニック度2/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ ノニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 -15
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +0
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

トリイソステアリン酸PEG-160ソルビタンは、ソルビトール由来のPEG-160骨格にイソステアリン酸3分子がエステル結合したノニオン界面活性剤。HLB値が高く親水性に優れ、乳化剤・可溶化剤・分散剤として機能する。増粘補助効果もあり、製品にとろみを付与。刺激性は比較的低いが、PEGエトキシレート由来の微量不純物(1,4-ジオキサン)への懸念が指摘される場合もある。

トリイソステアリン酸PEG-160ソルビタンの解析

トリイソステアリン酸PEG-160ソルビタン(INCI名:PEG-160 Sorbitan Triisostearate)は、大豆・なたね由来のイソステアリン酸とぶどう糖由来のソルビトールをPEG-160でエーテル化し、さらにトリエステル化したノニオン(非イオン)界面活性剤である。分子式はC₆₆H₁₂₀O₂₆(参考値)、分子量は約1,326 Daと比較的大きく、水に可溶で油相への親和性も保つ両親媒性構造を持つ。

化粧品・ヘアケア製品においては主に乳化剤・可溶化剤・分散剤として配合され、香料や油性成分を水性基剤に均一に溶け込ませる役割を担う。HLB値が高い(親水側)ため、O/W型乳化系に適しており、製品に適度なとろみを付与する増粘補助的な機能も発揮する。類似成分としてPEG-20ソルビタンモノラウレート(ポリソルベート20)やPEG-80ソルビタンラウレートが存在するが、PEG鎖が160単位と極めて長い点が特徴で、より親水性・安定性に優れる一方、製造コストや分子量が増大する。

安全性については、毒性・重篤な副作用の報告はなく、EWGスコアでは2〜3程度と比較的低リスクに分類される。ただしPEGエトキシレート構造に由来する1,4-ジオキサン(製造時の副産物)の微量混入リスクが一般的な懸念として挙げられることがあり、精製度の高い原料の使用が品質確保の鍵となる。環境面では、PEG鎖が長いほど生分解性がやや低下する傾向があり、環境負荷はわずかにマイナス評価となる。

日常的なたとえとして、この成分は「極めて長い手を持つ橋渡し役」のようなもので、親水側(水)と親油側(油)を同時につかみ、安定した乳化状態を長時間保つ。シャンプー・コンディショナー・クレンジングなど幅広い製品に配合されており、使用感(とろみ・なめらか感)の向上に貢献する実用的な乳化補助成分である。

相性の良い成分

グリセリン ヒアルロン酸 セラミド その他保湿成分

相性の悪い成分・混合注意

陰イオン界面活性剤 強酸化剤

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50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)