総合点
3.61総合ランク
2912個中 212位成分数
23植物エキスの数
0コスパ
0安全性
0素材の品質
0洗浄剤の品質
0洗浄力
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
1注意が必要な素材
0メーカー
ユニリーバ・ジャパンブランド名
masugu容量
440ml参考価格
1480円1mlあたり
3.4円JANコード
4902111767284KaisekiID
7938どうしたのユニリーバ・ジャパンさん。
ダヴ、ラックス、クリアといった、無個性の駄作を連発しているメーカー、という印象が強く植え付けられているのですが、まったく毛色の違うシャンプーを突然登場させました。
ユニリーバ・ジャパンのシャンプーといえば、やれラウレス硫酸Naだのドデシルベンゼンスルホン酸TEAだのを配合した安っぽさの塊みたいなものばかりでした。
ところが、masuguブランドは完全に180°変心して高品質アミノ酸系シャンプーとして爆誕。
突然変異レベルの変貌ぶりに解析する目も点になるほど。
アミノ酸系シャンプーといっても良し悪しがあって、ココイルグルタミン酸TEA単体のような手抜きアミノ酸系を筆頭に、使い勝手の悪いものも多いです。
ただ、masuguシャンプーのベースとなっているラウロイルアスパラギン酸Naは、このココイルグルタミン酸TEAの上位互換タイプ。
泡立ちも早く、何よりすすぎ性が優秀でベタつき感をまったく残しません。
さらっとした感触、弱酸性の肌思い、立ち上がりの良い泡質と、アミノ酸系でも扱いやすい成分の1つです。
ベースの洗浄剤は驚きのクオリティ。しかも、それ以外も想定外に良いんです。
PPGー3カプリリルエーテルはシリコン並の潤滑性を洗浄剤に加えます。
ポリクオタニウム-50のツヤ感も同様に効いてくるでしょう。ホホバは天然のシリコーンオイルなんて言われる成分ですし、γードコサラクトンが髪のうねりを改善。このあたりは、たった1480円のシャンプーのそれとは思えないクオリティです。
しかも、440mlというのは相当にボリュームがあるので、コスパを気にする方にとっても相当にストライクゾーンに入ってくるシャンプーとなるでしょう。
これはちょっと驚きです。こんなシャンプーがふつうに市販で売られていると思うと、他のメーカーも戦略の再考を迫られるのではと心配になるほどです。
かつて、ミレアムシャンプーというプロ用品が一世風靡した、あの感覚に近い発見。品質はそれ以上かも。増粘剤まわりもしっかりしていて、ミレアムより安定感がある。
潤滑性では完全にmasuguに軍配があがるし、おまけにくせ毛も改善するときた。
一体どうしてしまったんだ、ユニリーバさん。もうダヴもラックスもクリアも必要ないではないか。こんな良いものが出せるなら。
ラックスあたりと値段も大して変わらないし、品質で言えば段違いに上。比べるのも馬鹿らしいくらい違う。
アミノ酸系でありながら、アミノ酸系の弱々しさを見せない、市販で戦えるだけの衣装纏って堂々と殴り込んできたシャンプーだ。
もちろん、上には上がいるが、この値段、市販品で、このアミノ酸系の品質はなかなか他に選択肢がない。絶対に試すべきシャンプーの1つといっていい。
くせ毛がどうとか関係なく、とりあえず良いシャンプーを試したい人は一度使うべきだと思う。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。