Ingredient Analysis

ミリスチルベタイン

アニオン界面活性剤 31件の商品に配合 ID: 917
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+35

安全性
+10

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名ミリスチルベタイン
慣用名・別名テトラデシルベタイン
INCI名Myristyl Betaine
化学式C19H39NO2
分子量303.43 Da
由来合成
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域3〜8
EWGスコア3/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +25
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +35
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +25
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

ミリスチル(C14)アルキル鎖を疎水部に持つベタイン型両性界面活性剤。pH依存なくアニオン・カチオン両特性を示し、低刺激かつ優れた泡質を付与。主にシャンプー・洗顔料の補助洗浄剤として配合され、メイン界面活性剤の刺激緩和と増粘・泡密度向上に寄与。C14鎖の適度な疎水性が使用感の滑らかさとすすぎ時のコンディショニング性をもたらす。洗浄力は弱く単独使用には不向き。

ミリスチルベタインの解析

ミリスチルベタインは、炭素数14(ミリスチル基)の疎水性アルキル鎖とベタイン(スルホベタインまたはカルボキシベタイン)型の親水性頭部を持つ両性界面活性剤。pHに依存せず分子内で電荷が中和されているため、アニオン系・カチオン系のどちらの界面活性剤とも配合可能な汎用性の高さが特徴だ。

主な配合目的はコカミドプロピルベタインと同様に泡質の改善・増粘・刺激緩和だが、C14という比較的長い炭化水素鎖がより優れた指通り感とすすぎ時の滑らかさをもたらす点で差別化される。洗い流し系製品においてメイン洗浄剤(ラウレス硫酸Naなど)の脱脂・刺激を和らげる「マイルド化剤」として機能する。

安全性の面では、皮膚刺激性が比較的低く、眼刺激性も穏やかとされる。ただし濃度が高い場合は軽度の刺激が生じる可能性があり、配合濃度の管理が重要。生分解性は良好で環境負荷は比較的低い。

類似成分のコカミドプロピルベタイン(C12-14由来)と比較すると、ミリスチルベタインはアミド結合を介さない直鎖アルキル型であるため、より簡潔な分子構造を持つ。アミドプロピル型と比べてコンディショニング性は若干異なるが、泡立ちと使用感のバランスは優秀。シャンプー解析サイトでは「アニオン界面活性剤」と分類される場合があるが、正確にはベタイン型両性界面活性剤であり、この分類には議論の余地がある。

配合製品はシャンプー・ボディソープ・洗顔料が中心で、特に「低刺激・しっとり系」を訴求する製品に多く見られる。配合量は一般に1〜5%程度で、単独では洗浄力が弱いためサポート的な役割に留まる。

相性の良い成分

ラウリル硫酸塩 ココイルグルタミン酸 ココイルメチルタウリンNa

相性の悪い成分・混合注意

強酸化剤 高濃度アニオン界面活性剤

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