解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
香り
サイズ (cm)
サブカテゴリ
よく一緒に購入される商品
メーカー
I-neブランド名
BOTANIST(ボタニスト)容量
460ml参考価格
1650円1mlあたり
3.6円JANコード
4571607693330ASIN
B0FGX8C8Q2発売日
20250825KaisekiID
11032全成分
解析チームです。I-neが展開するBOTANISTブランドは、植物由来成分へのこだわりと手頃な価格設定で市場に革命を起こしましたが、今回のSANTALシリーズは「ボタニストらしからぬ」洗浄力の高さという意外な一面を持っています。パロサント&サンダルウッドの神秘的な香りに包まれながら、果たして植物の優しさと洗浄力のバランスはどう実現されているのでしょうか。
総合ランク823位/3036商品(上位27%)という位置づけで、5点満点中3.11点とミドルクラスの実力を示すこのシャンプー。最大の特徴は洗浄力4.0/5.0点という、ボタニストシリーズでは異例の高さです。一般的なアミノ酸系シャンプーの洗浄力平均が2.8点程度であることを考えると、約43%も洗浄力が高い計算になります。
ECサイトではシャンプー部門56位(Top 0.09%)と驚異的な売上を記録。直近90日間での売上は微減(-7%)ですが、月間購入数300本という安定した需要を維持しています。
わずか1分で髪内部に浸透するジェミニ型両親媒性化合物。2019年の東京工科大学の研究では、ダメージ毛への吸着量が通常の修復成分の約2.3倍という結果が報告されています。洗い流しても髪に残存し、キューティクルの密着性を高めることで、洗浄剤の刺激から髪を守る盾となります。
美容室で1万円以上する酸熱トリートメントの主成分を自宅シャンプーに配合。ドライヤーの熱で髪のタンパク質と脱水縮合反応を起こし、使うたびに髪の強度が約15%向上(メーカー調べ)。余談ですが、レブリン酸はバイオマス由来の環境配慮型成分としても注目されています。
「ボタニストなのに?」と疑問に思うかもしれませんが、ラウレス硫酸Naと同等以上の洗浄力を持つ成分を配合。スタイリング剤やシリコンの蓄積を確実に除去し、髪本来の状態にリセット。ただし、アミノ酸系洗浄剤とのブレンドにより、洗浄力は保ちながら刺激性は約40%軽減されています。
SK-IIでおなじみのガラクトミセスと、フィンランドで「森のミネラルウォーター」と呼ばれる白樺樹液のハイブリッド発酵液。17種類のアミノ酸と7種類のミネラルを含有し、頭皮の新陳代謝を促進。2022年のヘルシンキ大学の研究では、白樺樹液の抗炎症効果が確認されています。
「洗浄力とマイルドさの二刀流」 - 大谷翔平もびっくりの両立を実現。
「1650円で酸熱トリートメント効果」 - 美容室の1/6の価格で類似効果。
「香りが主役級」 - パロサント&サンダルウッドの神秘的な香りは、まるで高級スパ。
「敏感肌には攻めすぎ」 - オレフィン系の高洗浄力は、極度の乾燥肌には不向き。
「保湿力2.7点の現実」 - トリートメント併用が必須レベル。
「ボタニストの皮をかぶった洗浄系オオカミ」 - それがSANTALシャンプーの正体です。
植物由来のイメージで優しさを期待して使うと、その洗浄力の高さに驚くはず。しかし、これは決して欠点ではありません。現代のヘアケアで最も重要なのは「リセット力」。スタイリング剤、トリートメントのシリコン、環境汚染物質...これらを確実に除去してこそ、次のケアが活きてきます。
上位27%という総合ランクは、決して最高峰ではありませんが、1650円という価格を考慮すれば驚異的なコスパです。レブリン酸による酸熱効果、ペリセアの即効修復、そして神秘的な香り体験。美容室帰りの仕上がりを毎日求める贅沢さはありませんが、週2-3回のスペシャルケアとしては十分すぎる実力です。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。