解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
(株)I-neブランド名
BOTANIST(ボタニスト)容量
80ml参考価格
1450円1mlあたり
18.1円JANコード
4582267396691KaisekiID
7385全成分
ボタニカルとはいえ、シリコンオイルベースで凡庸な印象。
、植物由来のオイルを数種類含む構成とはなっていますが、そもそもベースはシリコンオイルと鉱物油由来の炭化水素などで、ダメというわけではないですが特段よくあるヘアオイルと変わらないような特徴と言えます。
肌に対する刺激性は問題なく、ヘアオイルとしても機能するわけですが、もしボタニカル100%のような製品を求めているのはどうすれば、ちょっと違うということになるかもしれませんのでお気をつけください。
ヘアオイルとしては可もなく不可もなく、ベタつきが少ないという特徴を持つさらさら系オイルです。
髪の指通りを改善し、ツヤを出すというシンプルな目的を叶えるために最適化された内容と言っていいでしょう。
余分な要素、つまり、カチオン界面活性剤のようなリスクを伴った感触改良剤が入っていないため、安全に使えます。
逆に言えば、驚くほど指通りを改善するというほどの違いを生み出すわけではないということです。
ヘアオイルと聞いて、一般的にイメージするようなレベルのコンディショニング効果と捉えていいでしょう。
唯一違いを見せているといえば,メドウフォームδラクトンの配合。この成分は、いわゆるカチオン界面活性剤のようにダメージ部分に対して疎水化作用があるということにつきます。ダメージ部分は水になじみやすい特性を持ってしまうため痛みが広がりやすい状況にありますが、これを痛みの少ない髪の状態と同様の疎水性に戻すことでコンディションの改善を図ろうという成分です。
これはひとつのボタニカルヘアオイルを使う上でのメリットと言っていいでしょう。
シリコンや炭化水素をボタニカルと捉えるかどうかは微妙なところですが、ボタニカルかどうかにこだわらなければ悪くないヘアオイルであると言えます。
単純にヘアオイルとして機能するかどうか、という観点で商品を選んでいるのであれば決して悪くない選択肢のひとつと言っていいでしょう。
特に、肌に優しいという点はメリットであり、あからさまで驚くほどのヘアケア能力はないものの、安全にかつそれなりにコンディショニング効果を得られるという点を重視するのであればオススメできるレベルであると言えます。
ONEDAYコーティング、というような見方で使えば次に洗い流すまでのツヤの演出、という感じでそれなりの仕事をしてくれるでしょう。
もっとダメージ部分を集中ケアしたいとか、コーティングの均一性や持続性をこだわる方は更に上のレベルを探しましょう。
そこまでではない、そして安全性重視でボタニカルよりの処方が好きな方にはアリです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。