総合点

総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
香り
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メーカー
株式会社ヴィークレアブランド
&honey(アンドハニー)容量
500ml参考価格
1100円1ml単価
2.2円JAN
4589546896507ASIN
B0CXX3GZFN発売日
20220314ID
11051全成分
解析チームです。ヴィークレアと言えば、「保水オーガニック美容」を掲げ、ドラッグストアの棚をハチミツ色に染め上げるマーケティングの巧者として知られていますね。今回の「&honey サボン」も、その洗練されたボトルデザインと「ジェルボディウォッシュ」という響きで、多くの消費者を惹きつけています。しかし、そのきらめくジェルの正体をご存知でしょうか?実はこれ、中身の構造自体は非常にクラシカルな設計なんです。見た目の新しさと中身のギャップについて、化学的な視点から紐解いていきましょう。
まずは客観的な数字から、この製品の立ち位置を明らかにします。
データを見て驚くのが、成分レベルが5点満点中0.9点という衝撃的な低さです。これは業界平均を大きく下回る数値ですが、一方で「使用感」や「保湿力」のスコアは平均以上をマークしています。要するに、「素材自体は肌に優しくないが、使い心地は抜群に良く作られている」という、ある種の"技術の結晶"とも言えるバランスです。なぜこのようなねじれ現象が起きるのか、その理由は成分を見れば一目瞭然です。
この製品のキャラクターを決定づけている成分をピックアップします。
ブランドの代名詞。空気中の水分を吸い寄せる吸湿性と、高い保湿力を持ちます。ビタミンやミネラルを含み、洗い上がりの肌にしっとりとしたヴェール感を演出する主役級の成分です。
清涼感の立役者。皮膚の冷感受容体を刺激し、物理的に冷やすことなく「冷たい」と感じさせる作用があります。さらに収れん作用により、肌を引き締める感覚を与えます。
天然の界面活性剤「サポニン」を含有する植物エキス。穏やかな洗浄力を持ち、製品名「サボン」のイメージを補強するボタニカル成分です。
ミツバチが巣を守るために作る天然の防御壁。フラボノイドを含み、高い抗菌・抗酸化作用が期待される成分で、肌荒れ防止の観点から配合されています。
成分表の上位にある「ミリスチン酸」「ラウリン酸」「水酸化K」。これらが化学反応すると何ができるかご存知ですか?答えはズバリ「石鹸」です。そう、この「ジェルボディウォッシュ」のベースは、昔ながらのアルカリ性石鹸なのです。
この製品最大の強みは、石鹸ベースならではの「スカッとした洗い上がり」にあります。酸性ソープによくあるヌルつきが一切なく、キュキュッとした感触が得られます。そこにハチミツやコラーゲンのしっとり感、メントールの爽快感が重なることで、「さっぱりするのに乾かない気がする」という巧みな使用感を実現しています。また、香りやボトルの可愛さは、毎日のバスタイムを楽しくするという意味で、立派な機能の一つと言えるでしょう。
率直に言えば、「砂漠に水を撒いても、土壌そのものは変わらない」という状態です。いくらハチミツなどの保湿成分を豪華に添加しても、ベースとなっているラウリン酸系の石鹸は脱脂力が非常に強く、アルカリ性によって肌のpHバランスを一時的に崩します。皮膚科学の観点から見ると、乾燥肌や敏感肌の方が毎日使用するには負担が大きい設計です。「成分レベル0.9点」という低評価は、この洗浄基剤の強さに起因しています。
「令和の顔をした、昭和の剛腕石鹸」
ハチミツ美容という甘いオブラートに包まれていますが、その本質は「洗浄力の高い石鹸」です。肌の汚れや皮脂を根こそぎ落としたい夏場や、オイリー肌の方には最高の相棒になるでしょう。しかし、乾燥に悩む方がパッケージの雰囲気だけで選ぶと、肌の砂漠化が進むリスクがあります。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。