アンドハニーの「クリーミィEXダメージリペアシャンプー0」について、成分や効果、使用感などを詳しく解析しています。このシャンプーの特徴は、髪をやわらかくしながらダメージを補修すること。そのほか、髪の保護やなめらかさ、カラーリングなどの効果も期待できます。解析では、その成分や効果を詳しく分析するとともに、使用感についてもより深くご紹介しています。ぜひ参考にして、今あるダメージを補修し、自分らしい美しいヘアスタイルを目指してみてください。
AND HONEYの「クリーミィEX ダメージリペアシャンプー 1.0」は、紫外線や暖房器具、脱水、摩擦、化学物質など、日常のストレスによる髪のダメージに悩む方にぴったりのシャンプーです。髪の水分量と保湿バランスに着目し、究極のうるおいを補給することに重点を置いている、とのことです。ただし、良いところもあればちょっと気になる部分もある、というのが正直なところ。例えば、水分量を気にするのに、ベースの洗浄剤にはオレフィン(C14-16)スルホン酸Na。これでは、少々脱脂力が強すぎて望みを叶えるのに障壁になるかもしれません。その分、他の成分がカバーしているようにも見えなくはないですが・・。
気になる配合成分をいくつかピックアップしてみてみましょう。
ベースのオレフィン(C14-16)スルホン酸Naは、ラウレス硫酸Na等と同様、高い洗浄力と泡立ちの良さが特徴です。その分、肌や髪を乾燥させやすくもあります。
付加されている洗浄剤は他に、アミノ酸系のココイルメチルタウリンNa、ラウロイルメチルアラニンNa。いずれも、さっぱり系のタッチ。泡切れがよく、全体的にこのシャンプーはさっぱり感があるでしょう。
加水分解ハチミツタンパク、加水分解コラーゲンPGプロピルメチルシランジオール、カルボキシメチルヒアルロン酸Na、シア脂グリセレス-8エステルズがいずれも保湿と滑らかさを付与。均一性があり、ツヤ感をきれいに見せることも実現してくれそうです。
植物エキスではザイモモナス培養エキスが微生物由来の天然酵素で、抗酸化作用、抗炎症作用、アンチエイジング作用があることが知られています。シワを減らし、肌の質感を向上させるために、さまざまなスキンケア製品に使用されています。ヨーロッパキイチゴ種子油は、抗酸化物質を含み、環境ダメージから肌を保護することでも知られています。また、アンチエイジング効果もあり、シワや小ジワを目立たなくさせる効果があります。加水分解ハチミツタンパクも同様に抗酸化作用など肌に有益な効能が目立つ成分ですね。
そして、ハチミツ自体も非常にうるおいの強い特徴があり、保湿成分としても多大な影響をもたらす成分です。この特徴がアンドハニーシャンプーの性質に与えるものは決して小さくありません。
非常に有益な成分を配合し、髪の補修、頭皮のケアにも高いメリットをもたらすであろう素晴らしいシャンプーですが、デメリットはあるでしょうか。
唯一、残念に思えるのは、洗浄剤が今ひとつなこと。他が素晴らしい分、この点はかなりオブラートに包まれ気づきにくいかと思いますが、かなり脱脂力があるため乾燥肌、乾燥毛の方には少し不向きです。ダメージリペアシャンプーなのに、洗浄剤がダメージ向きじゃない、というのは少し気になるところですね。
概ね良いシャンプーといえますし、コスパも悪くありません。ただ、洗浄剤にこだわりたい方には少し物足りないかも。添加成分の潤いやヘアケア効果は高いので、さっぱり洗えてケアもできる、というタイプをお探しの方に相性が良さそうです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。