Ingredient Analysis

ヤシ油アルキルグルコシド

ノニオン界面活性剤 50件の商品に配合 ID: 1003
ノニオン界面活性剤 乳化・可溶化を担う非イオン性界面活性剤
+50

安全性
+20

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名ヤシ油アルキルグルコシド
慣用名・別名ヤシ油グルコシド, ココグルコシド, APG(アルキルポリグルコシド)
INCI名Coco-Glucoside
由来植物性,半合成
推奨配合濃度1〜10%
適正pH域3.5〜7.0
EWGスコア1/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ ノニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +50
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +40
環境負荷・生分解性の評価

概要

ヤシ油由来脂肪アルコールとデンプン由来グルコースの縮合物(アルキルグルコシド)。非イオン界面活性剤として乳化・可溶化・穏やかな洗浄作用を持つ。イオン化しないため肌への刺激が極めて低く、ベビー製品にも使用される高安全性成分。生分解性に優れ、環境負荷も小さい植物由来のグリーン界面活性剤。アニオン界面活性剤と併用することで起泡性・洗浄性を向上させる相乗効果も持つ。

ヤシ油アルキルグルコシドの解析

ヤシ油アルキルグルコシド(Coco-Glucoside)は、ヤシ油由来の脂肪アルコール(主にC8〜C16)と、トウモロコシやジャガイモなどのデンプンを糖化して得られるグルコースを縮合させた、天然由来の非イオン(ノニオン)界面活性剤である。「アルキルポリグルコシド(APG)」と呼ばれる界面活性剤ファミリーに属し、グリーンケミストリーの観点から注目される成分だ。

最大の特徴は極めて高い安全性。非イオン性であることから皮膚タンパク質や細胞膜への結合・変性作用が弱く、刺激感が少ない。EWGスコアも低く、ベビーシャンプーや敏感肌向け製品に積極的に採用されるほどの実績がある。アレルギー報告も他の界面活性剤と比べて少なく、乳幼児・敏感肌ユーザーにも適している。

機能面では乳化・可溶化・泡立て・洗浄の複数の役割を一成分でカバーできる点が優秀。単独の洗浄力は控えめだが、ラウリル硫酸Naなどのアニオン界面活性剤と組み合わせると、増粘・起泡の相乗効果が生まれ、全体的な刺激を緩和しながら洗浄力を補完できる。「マイルド処方の主力成分」として、低刺激シャンプーや洗顔料の処方に欠かせない存在だ。

環境面でも生分解性が非常に高く、水系への負荷が少ない。石油由来の界面活性剤からの代替素材として、サステナブルコスメの潮流にも合致している。植物由来100%であり、ビーガン・クルエルティフリー認証製品にも対応しやすい。

一方で、過度な期待は禁物。保湿・補修・美白といった積極的な美容効果は持たず、あくまで処方上のプラットフォーム成分として機能する。配合濃度は製品により幅があり、洗浄系製品では5〜50%、スキンケア系では乳化補助として1〜5%程度が目安となる。同カテゴリのデシルグルコシドやラウリルグルコシドと比べると炭素鎖分布が広く、バランスの良い乳化性能を持つとされる。

相性の良い成分

ラウリル硫酸ナトリウム オレフィンスルホン酸ナトリウム その他アニオン界面活性剤

ヤシ油アルキルグルコシドを含む商品ランキング

50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)