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得意の詰め込み型シャンプー。
とにかく成分の数で勝負!という論理のシリーズです。
このパターンでは、一つ一つの成分の濃度が非常に薄くなるので、たとえ有効性が高い成分が含まれていても、有効濃度に達していないとみるべきでしょう。
例えばセラキュート、ホップ、プロポリス、ケラチン、シルク、酵母などなど、それ自体はなにがしかの有効性を持っているものの、
これだけの数の成分がある中では強みを発揮することはまず難しいでしょう。
洗浄剤に関してはアミノ酸型を軸にしていて一見良さそうですが、オレフィン(C14-16)スルホン酸Naでの泡立ち補助やステアルトリモニウムクロリドによるタンパク変性作用を顧みない指通り改善狙いの配合など、
欠点といっても良いような側面もあり、
全体を通してオススメと言えるようなクオリティーにありません。
もちろん、単なる安物のシャンプーと比べれば多少良いといえますが、あえてこの製品を考慮するほどではありません。