Ingredient Analysis

ベタイン

成分 50件の商品に配合 ID: 720
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+0

安全性
+10

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名ベタイン
医薬部外品名トリメチルグリシン
慣用名・別名トリメチルグリシン
INCI名Betaine
化学式C5H11NO2
分子量117.15 Da
由来植物性
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域3.0〜8.0
EWGスコア1/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 成分
ベタインの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +0
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +30
環境負荷・生分解性の評価

概要

トリメチルグリシン(ベタイン)はサトウダイコン(テンサイ)の糖蜜に由来する天然の両性電解質型アミノ酸誘導体。分子内に正負両電荷を持つ双極子イオン構造により、角質層の水分を引き寄せて保持するヒュメクタント機能を発揮。また浸透圧調整物質(オスモライト)として細胞の水分恒常性維持にも関与。低刺激・高安全性で、帯電防止・感触改良・刺激緩和バッファーとしても機能する汎用保湿成分。

ベタインの解析

ベタインは、サトウダイコン(テンサイ)の糖蜜から抽出されるアミノ酸誘導体「トリメチルグリシン」のこと。グリシンの窒素原子に3つのメチル基が付加した構造を持ち、分子内に正電荷(四級アンモニウム)と負電荷(カルボキシレート)を同時に持つ双極子イオン(ツビッターイオン)として存在する。この双極子構造が高い吸湿性と保湿性の源であり、水分子を強力に引き寄せて角質層に留める。

ヒアルロン酸が高粘性のゲル状膜で水分を保持するのとは異なり、ベタインはサラリとした質感のまま潤いを持続させるのが最大の特徴。化粧水やジェルに配合されても膜感やべたつきを生じにくく、使用感のよいさらっとしたテクスチャーに仕上がる。いわば「水分を離さない透明なスポンジ」のような機能を持つ。

また、ベタインは生体内でも浸透圧調整物質(オスモプロテクタント)として機能しており、塩分や乾燥ストレスに晒された細胞の水分バランスを守る。このため、テンサイやほうれん草など乾燥・塩害に強い植物に特に豊富に含まれ、エビ・カニ・タコ・イカなど海水中の高塩分環境に適応した生物にも多く存在する。食品においては旨味・甘味成分としても知られ、コンブやホタテ由来の甘さにも関与する日常的な天然成分でもある。

ヘアケアにおける役割も多岐にわたる。静電気・帯電を抑えるイオンバランス調整、毛髪へのなめらかさとツヤの付与、ダメージ毛の乾燥悪化抑制など、コンディショニング効果を幅広く担う。さらに「ベタイン系シャンプー」という言葉が示すように、コカミドプロピルベタインなどのアルキル化誘導体は両性界面活性剤として洗浄成分に応用され、刺激性の低いマイルドなシャンプーの中核成分となっている。

加えて、他の刺激性成分(アルコール・洗浄剤)のピリピリ感を緩和するバッファー作用があり、処方設計上の「安全網」としても機能する。敏感肌向けや低刺激処方製品に頻用される背景にはこの緩衝効果がある。食品素材由来で毒性もなく、EWGスコアも低い安全な成分であり、スキンケア・ヘアケア・ボディケアの幅広いカテゴリーに適応できる万能型保湿・感触改良成分といえる。

相性の良い成分

グリセリン ヒアルロン酸Na セラミド アミノ酸系保湿剤

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50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)