通常のカチオン界面活性剤ベースに、ジヒドロキシプロピルアルギニンHClが加わっているところが潤滑性の高さを感じさせます。
さらに、ハリコシを付与するケラチン、ウールキューティクルタンパク、γ-ドコサラクトンあたりの働きも好印象を生み出すことでしょう。
保湿と滑り、強化のバランスが良いですね。どれかが突出している、というよりはバランスが良いタイプといえます。
さらに、メンタンカルボキサミドエチルピリジン、バニリルブチル、メントール、PCAメンチルといった処方をみると、かなり清涼感も強めに感じられるのでは?クールなタッチのトリートメントであると言っていいでしょう。
清涼感が強めなのが苦手な方はちょっと刺激が強く感じるかも。
概ね好感度高めなトリートメントです。
ノンシリコンながら十分に潤滑性が高く仕上がりますし、リペア効果、ハリコシ付与効果も期待でき、かつしなやかな強度アップで良いですね。
強いていば、リペア効果も潤滑性もトップレベルと比べると2つくらいランクダウンする感じなので、コンディショナーよりは優秀、ハイクラスなトリートメントよりはライトである、という感じの製品をお求めの方向けといえるでしょう。
バランスがよく、使用感はきっと悪くないと思われるでしょう。
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