Ingredient Analysis

水添ポリイソブテン

成分 50件の商品に配合 ID: 1205
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+0

安全性
+10

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名水添ポリイソブテン
医薬部外品名軽質流動イソパラフィン、流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィン
INCI名Hydrogenated Polyisobutene
由来合成
推奨配合濃度1〜10%
EWGスコア2/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +0
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +0
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

イソブテンとn-ブテンの共重合体に水素添加した合成炭化水素系オイル。重合度により軽質・流動・重質の3グレードが存在し、用途が異なる。化学的に極めて安定で酸化・腐敗しにくく、無色無臭・無刺激。スクワランの代替として機能し、エモリエント効果・皮膜形成・非水系増粘剤としての役割を持つ。分子量が高いため皮膚浸透性は低く、表面被覆型の効果発現が主体。生分解性は限定的。

水添ポリイソブテンの解析

水添ポリイソブテンは、石油由来のイソブテンとn-ブテンを共重合させたのち、水素を付加(水素添加)して安定化させた合成炭化水素系オイルです。「水添」とは水素添加(Hydrogenation)のことで、この処理により分子内の二重結合が飽和され、酸化・腐敗に対して著しく強くなります。いわば「化学的に鎧を着せた鉱物油」と言えます。

重合度の違いにより軽質・流動・重質の3グレードが存在します。軽質は揮発性が高く皮膜形成用、流動は油性基剤として汎用、重質は増粘剤として機能するという使い分けがなされています。このグレードの多様性が、ウォータープルーフ日焼け止めからヘアトリートメント、アイライナーまで幅広い製品に使われる理由です。

天然のスクワランと非常に似た使用感(さっぱりとした油性感の少ない感触)を持ちながら、合成品ゆえのコスト安定性と高い化学的安定性を持ちます。スクワランはサメ肝油や植物(オリーブなど)由来ですが、水添ポリイソブテンは完全合成品のため動物性・植物性素材を避けたい処方に有利です。一方で生分解性は限定的であり、環境負荷の観点では植物由来スクワランに劣ります。

分子量が比較的大きいため皮膚への浸透性は低く、主に表面被覆型の作用が中心です。塗布後に素早く揮発(軽質グレード)して耐水性皮膜を形成する特性は、メイクアップの崩れにくさ・耐水性に直結します。ただし皮膜力が高い分、洗浄不足になると毛穴詰まりのリスクも否定できず、適切なクレンジングが重要です。

安全性については40年以上の使用実績があり、皮膚刺激性・感作性はほぼなく、EWGスコアも低め。ほとんどの皮膚タイプで問題なく使用できる成分です。化粧品処方の「縁の下の力持ち」として、感触・安定性・持続性のすべてに貢献します。

相性の良い成分

スクワラン セリサイト マイカ

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