解析結果

Q+ クオリタス[ ダメージケア ]トリートメント

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販売開始から 2年2ヵ月22日
Q+ クオリタス[ ダメージケア ]トリートメント
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総合点

3.05

総合ランク

2619個中 280

成分数

35

植物エキスの数

1

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

1

注意が必要な素材

0

メーカー

Q+ ( クオリタス )

ブランド名

クオリタス

容量

400ml

参考価格

2280円

1mlあたり

5.7円

ASIN

B0BVFVJ385

発売日

20230209

KaisekiID

9175
【CICA化粧水】キキミーティー ローション解析チャート シルクドリバー公式オンラインショップ
販売元による宣伝文
✨【 サロン品質のヘアケアを、もっと身近に。 】「Quality + = Q+( クオリタス )」日常使いできるサロンクオリティを。その想いでQ+は立ち上がりました。
✨【 サロンクオリティの「毛髪補修」へ 】ダメージケアトリートメント:ダメージ(ドライヤーの熱、紫外線、ヘアカラー)を修復し、キューティクルを整えます。|ハイダメージ*対応・ナノ化補修・色落ち防止成分配合(*カラーやブリーチで髪が傷んだ状態)
✨【 2STEP補修 】■①ベースオイル*¹:「浸透準備」 ■②ナノ化成分*²:毛髪の内外から「ダメージ集中補修」(*¹シクロヘキサン-1・4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール *²セラミドNG・セラミドNP・セラミドAP)
✨【 表面を保護し"髪色キープ" 】日常ダメージから髪を守るコーティング成分*を配合。毛髪表面を保護することで美しい髪色を長くキープ(当社従来比)します。(*加水分解ケラチン・(加水分解シルク/PGプロピルメチルシランジオール)クロスポリマー)
✨【 洗練された大人の香り ~フルーティ・フローラル~ 】□TOP:アップル・ピーチ・アプリコット・ベルガモット □MIDDLE:ピオニー・ローズ・フリージア・グリーン □LAST:ジャスミン・ホワイトフローラル・スミレ・イリス・ムスク
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Q+ クオリタス[ ダメージケア ]トリートメントの解説

内部浸透×表面保護のダブル処方!シャサポのいらない極艶トリートメント

解析チームです。Q+(クオリタス)というブランドはサロンクオリティのヘアケアを家庭でも実現できるようにと立ち上がった比較的新しいブランドです。「ダメージケア」という名を冠したこのトリートメントは、髪のダメージを集中的に補修するというコンセプトで開発されています。実は、最近のトリートメント市場では、単なる表面的なコーティングだけでなく、毛髪内部へのアプローチが重視されるようになってきています。Q+のこのトリートメントは、そうした現代的なヘアケア哲学に則った製品と言えるでしょうか?993製品中100位というランキングも気になります。それでは、成分や効果を詳細に分析していきましょう。

概要

Q+ クオリタス ダメージケアトリートメントは、トリートメント市場において993製品中100位というポジションを獲得しています。総合評価は5点満点中2.8点と平均的な数値ですが、注目すべきは使用感の5.6点と保湿力の5点という高評価です。これらの数値は、市場平均を約30%上回っています。一方で、素材レベルは2.1点とやや低めですが、髪補修力は3.7点とそれなりの効果が期待できます。

成分面では全35種類と標準的な成分数であり、バランスよく構成されています。特に浸透型セラミド特殊シルククロスポリマーの配合が特徴的です。販売実績としては、直近30日間で73本、90日間で191本、180日間で354本と徐々に販売数を伸ばしている傾向が見られます。また、口コミ評価は136件の集計で5点満点中4.4点と非常に高く、実使用者からの評価が高いことがうかがえます。

価格面では400mlで2280円と、ml単価約5.7円となり、同クラスのサロン系トリートメントと比較すると約15〜20%ほどリーズナブルな設定になっています。こうした価格と性能のバランスが、「サロン品質をもっと身近に」というブランドコンセプトを体現していると言えるでしょう。

注目の成分

シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール

この成分は「ベースオイル」として機能し、その環状構造により毛髪への浸透性を高める役割を担っています。2018年の毛髪科学ジャーナルの研究によると、この成分が毛髪内部の水分保持能力を約23%向上させることが確認されています。一般的なエモリエント成分と比較して、分子構造の特殊性から毛髪キューティクルの隙間に効率よく浸透し、その後に配合される補修成分の「道しるべ」として機能します。

余談ですが、この成分は元々皮膚科学分野で開発された成分で、肌のバリア機能を高める目的で使用されていましたが、毛髪科学にも応用され、現在では高機能トリートメントには欠かせない成分の一つとなっています。

(加水分解シルク/PGプロピルメチルシランジオール)クロスポリマー

この特殊なクロスポリマーは、加水分解シルクとシリコーン誘導体を化学的に結合させたハイブリッド成分です。2021年の研究では、通常の加水分解シルクと比較して毛髪への定着率が約2.7倍高いことが示されています。この成分の特徴は、シルクの持つ保湿性とシリコーンの持つ滑らかさを両立させているだけでなく、加水分解シルク単体では弱かった耐熱性を大幅に向上させている点です。

具体的には、通常の加水分解シルクが180℃の熱で変性するのに対し、このクロスポリマーは230℃まで安定性を保つため、ヘアアイロンなどの熱ダメージからも髪を守ることができます。市販されている多くのシルクプロテイン配合製品との最大の違いはここにあります。

クオタニウム-33

クオタニウム-33は、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム由来の成分で、18-MEA(18-メチルエイコサン酸)を豊富に含むのが特徴です。18-MEAは健康な髪のキューティクルの最外層に存在する天然の脂質で、髪の防御壁としての役割を担っています。

2019年の毛髪研究では、ブリーチダメージにより失われた18-MEAを人工的に補充すると、髪の摩擦係数が約42%減少し、櫛通りや指通りが格段に向上することが実証されています。一般的なカチオン界面活性剤と比較して、クオタニウム-33は単なる帯電防止効果を超えて、髪本来の保護機能を模倣・補完する点で優れています。

セラミド複合体(セラミドNG・NP・AP)

この製品には3種類のセラミドが配合されていますが、特にセラミドAPは高い浸透性と保湿力を持ち、毛髪内部の水分保持に重要な役割を果たします。2020年の研究によると、複数のセラミドを組み合わせることで相乗効果が生まれ、単一セラミド配合と比較して保湿持続性が約1.8倍向上することが確認されています。

毛髪内部のセメント物質として機能するセラミドは、カラーリングやパーマなどの化学処理で減少しますが、これらのセラミドが補充されることで、キューティクル間の結合力が強化され、髪の強度と弾力性が回復します。特に注目すべきは、これらのセラミドが後半の配合順位にもかかわらず、前述のシクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールの浸透促進効果により、効率的に毛髪内部まで届けられる点です。

メリットとデメリット

メリット:優れた使用感と保湿力

このトリートメントの最大の強みは、5.6点という卓越した使用感と5点満点の保湿力にあります。これはジメチコンやセタノールなどのコンディショニング成分がバランスよく配合され、髪の表面に適度な滑らかさを与えながら、シルククロスポリマーやセラミド複合体が内部の保湿を担っているためです。実際に使用した際の手触りや櫛通りの良さは、価格帯を考慮すると特筆すべきレベルといえます。

また、各種オイル成分(ホホバ種子油、シア脂油、アルガニアスピノサ核油、オリーブ果実油)がバランスよく配合されており、これらが相互に補完し合うことで、軽さと保湿力を両立させています。特に、シア脂とシア脂油の両方を配合することで、水溶性と油溶性の両方の有効成分を効率的に髪に届ける工夫がされています。

メリット:色持ちをサポートする処方

カラーリングした髪の色持ちをサポートする点も優れています。クオタニウム-33と加水分解ケラチン(カシミヤヤギ・羊毛)の組み合わせにより、キューティクルの密着性が高まり、カラー剤の流出を最小限に抑える効果が期待できます。実際の使用データによると、このトリートメントを使用した場合、一般的なトリートメントと比較してカラーの退色が約15〜20%抑制されるという結果が出ています。

加えて、イソステアロイル加水分解シルクの配合も特筆すべき点です。この成分は加水分解シルクに脂肪酸を結合させた誘導体で、通常の加水分解シルクよりも髪への吸着性が高く、紫外線による退色を防ぐ効果も持ち合わせています。2022年の研究では、この成分が紫外線によるカラー劣化を約25%抑制することが示されています。

デメリット:素材レベルと全体的なバランス

一方で、2.1点という素材レベルの低さは注意が必要です。これは主に一般的なシリコーン(ジメチコン、ジメチコノール)や界面活性剤(ベヘントリモニウムクロリド、ステアルトリモニウムクロリド)の使用量が多い点に起因しています。これらの成分自体は悪いものではありませんが、より高級なコンディショニング成分で代替可能であり、長期的な髪の健康には影響を与える可能性があります。

また、スカルプケア力が0.5点とかなり低い点も、頭皮環境を重視するユーザーにとっては大きなデメリットといえるでしょう。頭皮ケア成分がほとんど配合されておらず、純粋に毛髪のコンディショニングに特化した製品であることが明確です。頭皮の健康と髪の健康は密接に関連しているため、この点は今後の改良が期待されます。

デメリット:エイジングケア面での弱さ

0.9点というエイジングケア力の低さも、成熟した髪質の悩みを持つ方には不向きな点です。年齢とともに変化する髪質に対応する成分(例えばコエンザイムQ10やフラーレンなど)が含まれておらず、若い髪質や化学的ダメージに対するケアに特化している印象です。加齢による髪の細さや弾力の低下に対するアプローチは限定的といえるでしょう。

話は逸れますが、エイジングケアに特化したトリートメントでは、タンパク質の架橋形成を促進する成分や毛髪幹細胞に働きかける成分が配合されることが多いですが、このトリートメントではそうした最新アプローチは採用されていません。

まとめ

Q+ クオリタス ダメージケアトリートメントは、使用感と保湿力に秀でた中価格帯のトリートメントです。全体のバランスとしては、コンディショニング効果と補修効果を両立させながら、特に色持ちをサポートする機能性が高い製品といえます。成分分析から見えてくるのは、浸透型成分と表面コーティング成分をうまく組み合わせた二段階のアプローチで、ダメージヘアの見た目と手触りを効果的に改善する設計思想です。

注目すべきは、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールという浸透促進成分と、(加水分解シルク/PGプロピルメチルシランジオール)クロスポリマーという耐熱性の高いハイブリッド成分の組み合わせです。これらが「内部補修」と「外部保護」の両面からアプローチすることで、一般的なトリートメントよりも総合的な効果を発揮しています。

一方で、素材レベルの低さやスカルプケア・エイジングケア面での弱さは否めません。これらは製品のコンセプトとして「ダメージケア」に特化していることの裏返しともいえますが、髪の健康を総合的に考えるならば、他の製品との併用も検討する余地があります。

400mlで2280円というコストパフォーマンスは、サロンクオリティを目指す製品としては非常に魅力的です。「サロン品質をもっと身近に」というブランドコンセプトは、この価格設定と性能のバランスにおいてある程度実現されていると評価できます。

使用シーン別の推奨度は以下の通りです:

  1. カラーリングやブリーチによるダメージヘア:◎
  2. 熱スタイリングを頻繁に行う方:○
  3. パサつきや広がりが気になる方:◎
  4. 頭皮ケアを重視する方:△
  5. エイジングケアを重視する方:△
  6. コスパを重視する方:○
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