Ingredient Analysis

ベヘントリモニウムクロリド

カチオン界面活性剤 50件の商品に配合 ID: 68
カチオン界面活性剤 コンディショニング・帯電防止を担う陽イオン性界面活性剤
-25

安全性
-10

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名ベヘントリモニウムクロリド
医薬部外品名塩化アルキルトリメチルアンモニウム
慣用名・別名塩化ベヘントリメチルアンモニウム、BTAC
INCI名Behentrimonium Chloride
化学式C25H54ClN
分子量384.08 Da
由来合成
推奨配合濃度0.5〜3%
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ カチオン界面活性剤
ベヘントリモニウムクロリドの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 -10
成分の素材品質・配合価値
安全性 -25
肌・頭皮への安全性
補修力 +15
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +35
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

C22長鎖アルキル基を持つ4級カチオン界面活性剤。正電荷により損傷毛髪の負電荷部位に選択的吸着し、疎水性保護膜を形成。持続的なコンディショニング効果とまとまり感を提供するが、強い皮膚刺激性により頭皮接触は避けるべき代表的なヘアケア成分。

ベヘントリモニウムクロリドの解析

ベヘントリモニウムクロリドは、「しっとり系コンディショナーの定番」として広く使用される4級カチオン界面活性剤です。この成分の核心的特徴は、ダメージ毛髪への選択的親和性にあります。健康な髪は電気的に中性ですが、カラーリング・パーマ・熱処理などでダメージを受けた部位は負電荷を帯びるため、正電荷を持つ本成分が磁石のように集中的に吸着します。

作用機序は二段階で進行します。まず第4級アンモニウム基が毛髪表面の負電荷を中和して静電気を抑制し、続いてベヘニル基(C22長鎖)が疎水性の保護膜を形成して物理的ダメージから髪を守ります。この膜は洗髪後も残留するため、持続的なコンディショニング効果を発揮し、まとまりと手触りの改善が長時間持続します。

しかし、この強力な吸着力は皮膚刺激性という副作用をもたらします。頭皮に付着すると洗い流しにくく、炎症やかぶれを引き起こすリスクがあるため、毛髪のみへの塗布が基本です。また、分子量の大きさから生分解性が低いことも環境負荷の観点で課題となっています。セテアリルアルコールなどの高級アルコールと併用することで、より効果的な皮膜形成が可能になります。

相性の良い成分

グリセリン パンテノール ケラチン

相性の悪い成分・混合注意

アニオン界面活性剤 高濃度カチオン界面活性剤

ベヘントリモニウムクロリドを含む商品ランキング

50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)