解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
株式会社AppBrewブランド名
クレイナル容量
200ml参考価格
1512円1mlあたり
7.6円JANコード
4573350880548KaisekiID
7092全成分
ヘッドスパヘアマスクというぐらいですから、この製品を使う人は頭皮に何の疑いもなく塗りこむでしょう。
しかし、きちんと成分を見て考えてみるとその行動が愚かであることが分かると思います。
一般的なコンディショナーなどと同様に、4級カチオン界面活性剤がベースと言える部分にしっかり配合されています。これは、頭皮に強く残留してタンパク変性作用をもたらすという副作用を疑いもなく抱かざるを得ない処方です。
どういうことかといえば、食器用の洗剤などを頭に塗っておくよりももっと肌にとって悪いことが起こるということです。
4級カチオン界面活性剤は、肌に塗るとそれほどデメリットが大きいぶん、髪に対してはあれだけ指通りを改善する効果があるのです。
この製品の良くないところは、明らかにヘアケアとスカルプケアをリスクを考慮せず同時にやろうとしてしまっていることで、一見すると時短などといって便利そうな製品に見えますが成分的には全くお勧めできません。
髪にだけ使うのであれば、ふんだんに配合されたスカルプケア系のエキスが無意味になりますし、そもそもヘアマスクというほど髪を保護できません。モンモリロナイトのような泥成分を塗るのも髪に役立つ賢明な行為とは言い難いです。
もし頭皮のケアと髪の毛をしたいと考えているのであれば、それぞれ別の製品を使われた方がよほど良い結果となります。
ヘアケア剤は髪にだけ塗れば、頭皮への悪影響はありませんし、頭皮ケアも専門的なトニック剤であれば4級カチオン界面活性剤を入れるような無意味なリスクを取る必要もありません。一緒にしてしまうから副作用を被るのです。
全く無意味に頭皮を危険に晒してしまうようなことのないように、この製品はお勧めしないとお伝えせねばなりません。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。