総合点
3.31総合ランク
2496個中 75位成分数
63植物エキスの数
16コスパ
0安全性
0素材の品質
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
7注意が必要な素材
0メーカー
株式会社ペスカインターナショナルブランド名
Pesca容量
500ml参考価格
8800円1mlあたり
17.6円KaisekiID
8381全成分
結論から申し上げると、このヘアパックをヘアケア目的で買おうと思っているのであれば、やめたほうがいいでしょう。
その理由は、費用対効果の悪さ、無駄の多さです。
最初に言うべきことは、とんでもなく悪い製品ではないということ。
ちょっと矛盾しているようですが、8800円のヘアパックにしては物足りということですね。
(加水分解シルク/PGプロピルメチルシランジオール)クロスポリマーや天然由来の高密着油剤、3Dヒアルロン酸など、まずまずヘアパックとしては機能しそうな構成とはなっていますが、一方でちょっとなぁという部分も多いのです。
まず、ピロリジニルジアミノピリミジンオキシドやヒト脂肪細胞順化培養液、キャピキシルのような育毛目当ての素材がメインとなっていること。4級カチオン界面活性剤がベースのヘアパックでは、これらの素材が頭皮に届いて機能することはありません。その前に、カチオン界面活性剤の脱毛作用のほうが先に表れてくるでしょうから。
数ある育毛・白髪予防、エイジングケア成分のほとんどが無駄なのです。
このヘアパックが高額であることの理由がこのあたりの成分由来となっているでしょうから、まさに無駄なのです。
メリットだけを注視してみると、そこそこコーティングの質は良い部分もある、抱水性がやや高い。ツヤが出そう。という感じ。
ですが、これだけで8800円というのでは説得力がありません。半額以下で同様の効果を得ることがいくらでもできるでしょう。
高額すぎること。高額である理由がメリットにならないこと。
無駄が多いゆえにおすすめしません。ほとんど何の恩恵ももたらさない成分のために支払う対価としては、少々高すぎるように思います。
素材がいくら有能でも、そもそも頭皮につけられないのでは話になりません。
これは大げさに言っているのではなく、4級カチオン界面活性剤というものはそもそも脱毛剤の主剤となるような強烈なタンパク変性作用があるのです。頭皮にも、肌にもつけるのは危ないんですね。
そのかわり、髪のダメージ部分に選択的に吸着して補修効果の土台を作ってくれる、というメリットがあるのです。要するに、一瞬で髪がさらさらになるということですね。
髪に良くても、肌にはかなり危ない、だから頭皮につけてはいけないのです。
スカルプヘアパック、という名称をみて勘違いして頭皮に塗り込むようなことのないよう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。