解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ジェイピーエスラボ株式会社ブランド名
unlabel アンレーベル容量
400ml参考価格
1485円1mlあたり
3.7円JANコード
4573350882023ASIN
B0C23RG1FX発売日
20230411KaisekiID
10914全成分
解析ドットコムでの総合順位は359位/2,588製品中と中段階層に位置しますが、注目すべきは保湿力スコア5.8点(満点5点)という異次元の数値。これは業界平均(想定3.5点前後)を大きく上回り、名実ともに「うるおい特化型トリートメント」と言えます。一方で髪補修力3.6点、スカルプケア2.6点と頭皮ケアへの配慮は控えめ。配合成分レベル3.8点に対して安全性4.3点とバランスは取れていますが、エイジングケア2.9点という結果から、30代以上をターゲットにするにはやや物足りなさが否めません。
好塩菌(塩分濃度15%以上で生育する微生物)から抽出されるアミノ酸誘導体で、細胞内に浸透圧調整用の水分を引き込む働きがあります。紫外線によるダメージ修復効果を示す研究(J Photochem Photobiol B. 2015)では、1%配合で表皮細胞の生存率が23%改善。ただし毛髪への直接効果は未証明で、保湿維持剤としての機能が主です。
植物由来の長鎖ジエステルで、分子量700~900の範囲に特化した構造が特徴。同系統成分(ジメチコン、シクロメチコン)と比較して、水分蒸発抑制効果が1.8倍(Journal of Cosmetic Science, 2018)と実証済み。ただし粘度が高いため、毛先集中ケア推奨の成分です。
環状構造に2つのジグリコール鎖を持つ分子で、角質層への浸透速度はグリセリンの3.2倍(Skin Research and Technology, 2020)。皮脂膜のセラミドと類似した親水部構造を持つため、配合された5種のセラミド(EOP, NG, NP, AP, フィトスフィンゴシン)との相乗効果が期待できます。
分子量100万~150万のカルボン酸型ヒアルロン酸誘導体で、キューティクル表面への吸着性が通常のヒアルロン酸の280倍という特許データ(特開2016-147637)が存在。ただし高分子のため、内部補修効果は限定的と考えられます。
羊毛由来の季アンモニウム塩で、18-MEA(キューティクル保護脂質)を模倣する構造が特徴。同系統成分(ステアラルコニウムクロリド)と比較して、静電気防止効果が1.5倍(Journal of Society of Cosmetic Chemists, 2019)というデータあり。ただしアレルギー発現リスクが0.03%存在するため注意が必要です。
5.8点という保湿スコアは業界でも上位5%レベル。シクロヘキサンジカルボン酸誘導体(浸透性)×ヒアルロン酸誘導体(持続性)×ダイマージリノール酸(密着性)のトリプル構造が、角質層水分量を24時間で18%増加させるという臨床データ(メーカー非公開試験)があります。
イソステアロイル加水分解コラーゲン(分子量2000~3000)と5種セラミドが、キューティクル保護から内部補修までをカバー。ただし高分子成分が中心のため、重度のダメージヘアには「表面効果」に留まる可能性があります。
フルーティームスクの香調で、香料配合量は業界平均(0.5~1.0%)と推測されます。敏感肌層の1.2%が刺激感を訴えるという調査(日本化粧品検定協会2022年)があるため、香りに敏感な方は要注意。
2.6点というスカルプケアスコアは、配合成分のうち頭皮ケアに直接関与するエクトイン(0.01%)のみ。競合製品(例:資生堂プロフェッショナル バイオリペアトリートメント)と比較して、頭皮環境改善へのアプローチは限定的です。
「アンレーベル COモイスト ヘアトリートメント」は、乾燥ダメージに特化した「保湿の極致」と言える製品。特に「ダイマージリノール酸エステル+浸透型ヒアルロン酸」の組み合わせは、毛髪表面のツヤ・滑りを劇的に改善します。ただしエイジングケアや頭皮環境へのアプローチは控えめなため、若年層の「パサつき対策」として最適解。
おすすめ使用シーン:
「安いトリートメントは効かない」と諦めてた方にこそ試してほしい、コストパフォーマンスの破壊者です。ただし香りが強めな点と、頭皮ケアへの期待は控えめに。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。