解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ネイチャーラボブランド名
モイストダイアン容量
150ml参考価格
896円1mlあたり
6円JANコード
4560119224378KaisekiID
6524全成分
全成分表をパッと見るとサロン品質のトリートメントのような素材がとても多く見受けられます。
特に、ダメージリペアに関する素材の多さ、品質は確かなものがあるといえるでしょう。
髪にハリコシ弾力をもたらすだけでなく、うねりをある程度伸ばしていくような素材も含まれていたり、羽毛ケラチンの配合によりしなやかな弾力を手に入れることができるかもしれません。
また、微細なダメージホールに侵入する低分子量のケラチンや、18−MEAというキューティクル同士を接着する成分も含まれていたり、ヒートプロテインと呼ばれるドライヤーの熱を利用して均一な皮膜形成をする素材も配合。
これらのクオリティはプロのトップレベルのトリートメントと肩を並べるレベルの素材です。
ただし、成分数が多すぎるため、一つ一つの成分が有効濃度に達しているかどうかは微妙ではありますが。
まず単純に、非常に高価で有能な素材の数々が、もしとても高いレベルで配合されているとしたら、1000円を切るような値段で販売することはまずできないでしょう。
プロ用のトリートメントで同様の能力を持つものが4倍、5倍といった価格で売られていることを考えると、この製品のそれぞれの成分の配合量はかなり怪しく思えてきます。
ただそれでも、全体の方向性が一貫している部分が多いため、例えば髪の弾力をアップさせる、ダメージ部分を補強するといった効果は総合的に考えると体感できるレベルにはありそうです。
羽毛ケラチンの素晴らしさや、うねりの改善効果が言うほどないかもしれませんが、ダメージを補修する、ハリをもたせるというような感触面での改良は期待していいでしょう。
このことは、抗酸化作用を持つ金銀、キノア、リンゴ果実培養細胞エキス、アルガニアスピノサ芽細胞エキスといった肌に良いエキスに関しても言えることで、有効濃度には達していないであろうことは容易に予想できますが、全く使わないよりは多少の抗酸化作用を得られるとみていいでしょう。
髪に弾力を持たせると同時に、ダメージ部分に蓄積しづらい均一なコーティングを構築できる能力があるため、繰り返し使っても感触を悪化させないというメリットも得られると思います。
コーティングの強度自体はそれほどでもないかもしれませんが、均一で蓄積しづらいと言う性能は大いに使い勝手に寄与するところでしょう。
市販のトリートメント,ヘアマスクとしては異例の良い素材が配合されている、と言うだけでもちょっといい気分になれますし、実際にそれらの効果が体感できるレベルであれば言うことなしですね。
最初に述べたように、このパターンの処方では一つ一つの素材の存在感を感じることは難しいですが、うねり改善、ツヤ、弾力、ダメージ部分ケア、潤滑性などの要素がぎっしりハイクオリティで詰まっており、個人的にも試してみたいと思える気合いの入った製品だと思います。
我こそはダメージ毛の持ち主だという方は一度試してみることをおすすめします。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。