添加剤、配合成分の多さに圧倒される全成分表。ただし、あまりにも入れ込み過ぎて個々の成分の有効濃度には全く達していないでしょう。 要は、見掛け倒し。良い素材が入っていても、超微量では意味がほとんどなし。 さらに、素材を活かすような機能性を付与しているわけでもなく、ただただ放り込んだだけのように見えます。 オイル分は確かに多少髪に残りますが、それ以外の素材は感動するような仕上がりを期待させてはくれません。 何より、ラウレス硫酸Naベースであるという安っぽさが一番このシャンプーの出来を象徴しているようです。
素材1つ1つを見ていくと、それなりに有益な成分も見受けられますがベースとなっているラウレス硫酸ナトリウムが数十パーセントを占めている事を忘れてはいけません。
0.0何%の名前は有益な素材よりも、もっとも影響力のある洗浄剤の部分がなにかを重視するのは当然のことですね。
ベース洗浄剤のデメリットは、数多くの有益な成分すべてをかけ合わせた合計よりもかなり影響するのは自明です。ラウレス硫酸ナトリウムによる脱脂力の強さ、これがメインであり、油分が残ってコンディショニング効果を残す部分はあくまでもオマケ。実際には乾燥してしまうほうに向かう事を忘れてはいけません。
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