Ingredient Analysis

PEG-90M

成分 50件の商品に配合 ID: 35803
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+0

安全性
+20

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名PEG-90M
医薬部外品名高重合ポリエチレングリコール
INCI名PEG-90M
化学式ポリエチレングリコール(超高分子量)
分子量約400万 Da
由来合成
推奨配合濃度0.1〜0.5%
適正pH域4.0〜8.0
EWGスコア3/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +0
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +0
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +25
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

超高分子量ポリエチレングリコール(分子量約400万)の合成水溶性ポリマー。微量添加(0.1〜0.5%)で優れた増粘・ゲル化能を発揮し、製品テクスチャーを劇的に改変するテクスチャーモディファイヤー。水中で三次元ネットワーク構造を形成し、有効成分の分散安定化・徐放制御にも寄与。分子量が極めて大きいため皮膚浸透性はほぼなく、表面機能が主体。

PEG-90Mの解析

PEG-90Mは、ポリエチレングリコール(PEG)の中でも特に超高分子量を持つ合成水溶性ポリマーで、分子量は約400万(エチレングリコール単位が約9万個連結)とされています。医薬部外品表示名では「高重合ポリエチレングリコール」と呼ばれ、化粧品・ヘアケア製品において主に増粘・粘度調整剤として広く配合されています。

最大の特徴は、わずか0.1〜0.5%程度の極微量添加でも製品全体のテクスチャーを根本的に変化させる点にあります。水中で巨大分子同士が絡み合い、三次元的なネットワーク構造(ゲルマトリックス)を形成することで、液状製品に独特の弾力性・保形性・滑らかな伸びを付与します。トリートメント・コンディショナー・ヘアマスクといったリーブオン・リンスオフ製品のほか、スタイリング剤やスキンケア製品にも幅広く用いられています。

また、O/W型乳化系の安定化にも貢献し、温度や湿度の変動に対して水相と油相の分離を抑制する乳化安定剤としての機能も持ちます。有効成分を均一に分散させ、徐放的に働かせる効果も期待されています。

安全性については、その巨大な分子量ゆえに皮膚・頭皮への浸透はほぼ不可能であり、表面での物理的・機能的作用に限定されます。皮膚刺激性・感作性もほとんど報告されておらず、医薬部外品原料規格2021にも収載されている実績のある成分です。EWGスコアは低く、コメドジェニシティもほぼなし。ただし合成ポリマーとして生分解されにくく、水系環境への残留リスクは考慮が必要です。

使用感の観点では、べたつきを抑えつつ滑らかな指通り・なめらかなテクスチャーを実現し、ヘアマスクやトリートメントにおいて仕上がりの均一性と扱いやすさを高める役割を果たします。補修・保湿・育毛への直接的な生理活性は低いものの、製品全体の使用感と安定性を底上げする縁の下の力持ち的成分といえます。

相性の良い成分

グリセリン ヒアルロン酸Na 有効成分全般

相性の悪い成分・混合注意

高濃度陽イオン界面活性剤

PEG-90Mを含む商品ランキング

50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)