解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
香り
サイズ (cm)
サブカテゴリ
メーカー
I-neブランド名
BOTANIST(ボタニスト)容量
460ml参考価格
1650円1mlあたり
3.6円JANコード
4571607693347ASIN
B0FGXCPFB9発売日
20250825KaisekiID
11030全成分
上位9.2%(237位/2588製品中)という数値が物語るように、このトリートメントは単なる「香りがいいだけの製品」じゃないんです。配合成分レベル3.5点、髪補修力4.3点、使用感に至っては4.9点とほぼ満点。特に注目すべきはレブリン酸とグルコシルヘスペリジンのW配合。これ、業界平均だと片方入ってれば「高機能」って言われるレベルなんですが、両方入れてきました。
ECサイトでの売上ランキングがヘアトリートメント部門58位(上位0.16%)という数字も納得。ただし直近90日間で売上が22%減少しているのは、おそらく秋冬シーズンで香りの好みが変化したか、競合の新製品に一時的に流れたか。でも成分見る限り、この価格帯では圧倒的にコスパいいんですよ。
酸熱トリートメントの主役として美容室でも使われるこの成分、東京大学の2022年研究によると、180℃のアイロン熱で髪のタンパク質と脱水縮合反応を起こし、ダメージホールを内部から埋めるんです。しかも角質層のターンオーバーを約20%短縮するという報告も。要するに「髪の時間を巻き戻す成分」ですね。
旭化成が開発したこの成分、分子量わずか363という小ささで、シャンプー時のたった1分で髪の内部まで浸透。2019年の日本化粧品技術者会の発表では、通常のトリートメント成分と比べて浸透速度が約10倍。しかもジェミニ型両親媒性構造により、洗い流しても髪に残存する率が87%という驚異的な数値を記録。
ここで豆知識なんですが、静岡県立大学の2021年研究によると、この成分は毛細血管の透過性を40%改善し、頭皮の血流を促進。さらに抗酸化作用はビタミンEの約3倍。普通のヘスペリジンは水に溶けないんですが、グルコシル化することで水溶性を100倍以上向上させた改良型。要するに「頭皮のアンチエイジング成分」として機能します。
白樺の樹液を酵母発酵させたこの成分、韓国コスメ業界では「SK-IIのピテラに匹敵する」とまで言われています。2020年のソウル大学の研究では、フィラグリン産生を28%増加させ、肌のバリア機能を強化。保湿効果、美白効果、さらにはニキビ予防効果まで。髪への応用では、キューティクルの密着性を高める働きが報告されています。
製品名 | 価格 | ペリセア | レブリン酸 | 成分充実度 |
---|---|---|---|---|
BOTANIST SANTAL | 1,650円 | 配合 | 配合 | |
競合A(サロン系) | 3,000円 | 配合 | × | |
競合B(市販品) | 2,500円 | × | 配合 | |
業界平均 | 2,000円 | × | × |
「1650円で買える、5000円級の成分構成」 - これが率直な感想です。レブリン酸とペリセアのW配合って、普通なら倍以上の価格帯の話。たとえるなら「軽自動車の価格でレクサスのエンジン積んでる」みたいな。
余談ですが、Journal of Cosmetic Dermatology 2023年版によると、酸熱トリートメント成分を配合した市販品の満足度は施術の約70%に達するという報告があります。つまり、美容室の施術を自宅で7割再現できるってこと。
正直言って、20〜30代のダメージヘアには最高にコスパいい選択です。ただし40代以降でエイジングケアを重視する方には、もう少し高価格帯の製品をおすすめしたい。頭皮ケアを求める方も同様。でも「とにかく髪をサラサラにしたい」「香りも楽しみたい」という方には、迷わず推せる製品です。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。