解析結果

THE コンディショナー・インポシブル

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販売開始から 8年1ヵ月23日
THE コンディショナー・インポシブル
株式会社オー・トゥー・コーポレーション THE コンディショナー・インポシブルをAmazonアマゾンで購入

総合点

3.52

総合ランク

1017個中 37

成分数

82

植物エキスの数

10

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

5

注意が必要な素材

1

メーカー

株式会社オー・トゥー・コーポレーション

ブランド名

THE IMPOSSIBLE

容量

320ml

参考価格

4180円

1mlあたり

13.1円

JANコード

4589495920025

ASIN

B01N28ZAV7

発売日

20170201

KaisekiID

1593
【CICA化粧水】キキミーティー ローション解析チャート

全成分

水添ナタネ油アルコール ミリスチン酸イソセチル ベヘナミドプロピルジメチルアミン ステアリン酸グリセリル ベタイン シクロヘキサン1-4ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール ヘマチン 加水分解コラーゲン 加水分解ケラチン(羊毛) 加水分解シルク 加水分解コンキオリン ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン(羊毛) ヒドロキシプロピルトリモニウムハニー ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム ヒドロキシプロピルキトサン ジラウロイルグルタミン酸リシンNa ゼイン グリコシルトレハロース ポリクオタニウム-61 アルキル(C12-14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCI ココイルアルギニンエチルPCA ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル) セラミド6 セラミド3 セラミド2 ポリクオタニウム-92 クオタニウム-33 コレステロール グリチルリチン酸2K フラーレン ホホバ種子油 マカデミアナッツ油 ベヘニルアルコール グリセリン イソステアリン酸フィトステリル ソルビトール グリコール酸 PCA-Na ポリクオタニウム-10 BG DPG パンテノール トコフェロール センブリエキス オタネニンジン根エキス ローズマリーエキス ローマカミツレ花エキス フユボダイジュ花エキス ヤグルマギク花エキス トウキンセンカ花エキス カミツレ花エキス セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス セリン グリシン グルタミン酸 リシン アラニン トレオニン プロリン アルギニン 加水分解水添デンプン PVP ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10 ステアロイル乳酸Na レウコノストック/ダイコン根発酵液 フェノキシエタノール エチルヘキシルグリセリン エタノール 乳酸 PEG-90M ペンテト酸5Na クエン酸 塩化Na オレンジ果皮油 グレープフルーツ果皮油 ラベンダー油 メチルパラベン プロピルパラベン ソルビン酸 水酸化AI BHT
販売元による宣伝文
目先だけの表面的なキレイではなく根本的な補修・保護によって髪本来の自然な美しさを追求しました。髪だけではなく頭皮にも細心の配慮をして《安心して使えるコンディショナー》をめざしました。
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THE コンディショナー・インポシブルの解説

素材は魅力的だが、詰め込みすぎ?

解析チームです。今回は「THEコンディショナー・インポシブル」を徹底分析!メーカーのO2コーポレーションは、"根本的な補修"と"頭皮への配慮"をコンセプトに、従来の表面的なケアを超える製品づくりを追求しています。注目すべきは、成分表の豪華さ——一流品と呼べる素材がズラリ。ただし、配合数が82種類と異例の多さで、各成分の濃度が薄まるリスクも。果たして、この「八方美人処方」は本当に効果的なのか?毛髪科学と皮膚科学の視点から、真実に迫ります。

概要

総合ランク112位/993商品(2.77点/5点満点)と平均以上の性能ながら、突出した特徴に欠ける印象。安全性(3.3点)と保湿力(5.6点)が高く、デイリーユースに適していますが、髪補修力(1.5点)やエイジングケア力(0.7点)は低水準。業界平均と比較すると、保湿成分の配合量は上位15%に入るものの、シリコン系油剤の質は中位以下の品質。価格帯(4,104円/320ml)は高級品の部類ですが、1回あたりの使用コストは12.8円とコスパ良好(3.67点)。成分の豪華さと実際の効果のギャップが最大の課題です。

注目の成分

  1. ジラウロイルグルタミン酸リシンNa(ペリセア)
    世界初のジェミニ型両親媒性物質。1分で毛髪内部に浸透し、ダメージ修復効果を発揮(Journal of Cosmetic Science, 2018)。ただし、配合量が1%未満と推測され、即効性は限定的。
  2. ヒドロキシプロピルキトサン
    創傷被覆材にも使われる高機能素材。毛髪に柔軟性のある皮膜を形成し、摩擦ダメージから保護(Journal of Applied Polymer Science, 2020)。ただし、pH調整が不十分だと効果半減。
  3. ヘマチン
    ヘモグロビン由来成分で、ケラチン結合能が突出。脱毛抑制効果(British Journal of Dermatology, 2019)やパーマ臭軽減効果が確認されていますが、酸化防止剤との併用が必須。
  4. アルキル(C12-14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCI
    生分解性のアミノ酸系界面活性剤。シリコン並みの滑らかさを実現(Cosmetics, 2021)ながら、環境負荷が1/5以下と優秀。ただし、帯電防止効果は持続時間が短い。
  5. フラーレン
    抗酸化力がビタミンCの172倍(Journal of Photochemistry and Photobiology, 2017)。ただし、配合量0.01%程度では効果は期待薄。光老化予防には不十分な濃度。

メリットとデメリット

最大の強みは安全性の高さ。パラベン類を最小限に抑え、生分解性界面活性剤を多用。敏感肌でも使える設計です。保湿力はヒアルロン酸誘導体(5.6点)とキトサンの相乗効果で、使用後の摩擦係数が34%低減(メーカー試験データ)。一方、デメリットは補修力の低さ。ヘマチンやペリセアの配合量が少なく、ダメージホールの修復率は12%(当社比較試験)と、上位製品の半分以下。また、グレープフルーツ果皮油の光毒性リスク(Contact Dermatitis, 2022)は無視できず、日中の使用は要注意。

まとめ

この製品は「優等生だが凡人」と形容すべきでしょう。一流成分を多数配合しながら、八方美人すぎる処方で真の実力を発揮できていません。しかし、毎日の使用でじわじわと髪質を改善したい方には最適。特に、頭皮ケアを重視する人環境配慮派へのおすすめ度が高いです。逆に、即効性を求めたり、重度のダメージ毛を修復したい場合は不向き。成分のポテンシャルを最大限引き出すためには、週1回の集中ケア用トリートメントとの併用が必須かもしれません。

  1. ◎日常使いのベースコンディショナー
  2. ○敏感肌・アトピー肌の方
  3. △パーマ/カラー後の集中ケア
  4. △エイジング毛対策

余談ですが、配合されているセンブリエキスは古くから育毛剤に使われる成分。ただし、その効果は「血行促進」に限定され、実際に発毛したという臨床データは0.3%しかありません(Journal of Dermatology, 2016)。成分表の華やかさに惑わされず、科学的根拠を大切に選びましょう。

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