成分名だけ見たら一流品ですが、総合的に判断するとインパクトはさほど強くないのかな、という印象。
というのは、成分の数が異常に多いこと、また、ベースの油剤の質が高くない、八方美人すぎる処方で1つ1つの成分の有効濃度が期待できない、
といった負の面も免れない設計といえるからです。
平均点は高いが、傑出した成分は無し
補修・コーティング・保湿・潤滑・ツヤなどの補給はバランスよくまとまっているように見えます。
実際、使い続ければ髪コンディションのベースアップはある程度望めるでしょう。
ただ、逆にいえば即効性や一流と呼べるような明確なリペア効果はなく、
あまり一般的なトリートメントと違いを感じにくい仕上がりでしょう。
タイプとしては、集中ケアというより日常使いで少しずつ改善させていく、じんわり補修タイプのトリートメントといえます。
肌にマイルドである点は好ましく、日々安心して使えるデイリートリートメントとしての活用が望まれます。
トリートメントに求められる要素を余すことなく含有しているように見える
成分数の多さはやや過剰気味?
肌には優しいので、エキス類も生きる可能性あり。