Ingredient Analysis

ソルビン酸

成分 50件の商品に配合 ID: 818
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+20

安全性
+0

素材の品質
+0

使用感
基本情報
成分名ソルビン酸
医薬部外品名ソルビン酸
慣用名・別名2,4-ヘキサジエン酸
INCI名Sorbic Acid
化学式C6H8O2
分子量112.13 Da
由来半合成
推奨配合濃度0.1〜0.6%
適正pH域4.5以下で最適
EWGスコア4/10
EU規制規制なし
日本規制 旧指定成分 化粧品成分基準収載
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +0
成分の素材品質・配合価値
安全性 +20
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +0
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +10
環境負荷・生分解性の評価

概要

ソルビン酸は不飽和脂肪酸系の有機酸防腐剤。カビ・酵母・好気性細菌の細胞膜やエネルギー代謝を阻害することで増殖を抑制する。酸性域(pH4.5以下)で効果が最大化し、中性〜アルカリ性では効力が低下する。食品添加物としても使用される比較的安全な防腐剤だが、一部にアレルギー感作報告あり。日本では旧指定成分に該当し、医薬部外品では配合量制限がある。

ソルビン酸の解析

ソルビン酸は、天然にはナナカマド(Sorbus属)の果実中に存在する不飽和脂肪酸系の有機酸で、化粧品・食品・医薬品を問わず広く活用される防腐剤の定番成分。化学的にはヘキサ-2,4-ジエン酸であり、二重結合を2つ持つ直鎖構造が特徴。

防腐作用の機序としては、微生物の細胞膜機能の障害と解糖系酵素(特にデヒドロゲナーゼ)の阻害による増殖抑制が中心。カビ・酵母に対して特に有効で、グラム陰性菌には単独では効力が弱い。酸性pH域(pH4〜5以下)で効果が顕著に発揮され、中性・アルカリ性製品には不向き。そのため、フェノキシエタノールやパラベン類と組み合わせてpH域を補完する配合設計がよく採用される。

安全性の面では食品添加物としての長年の使用実績があり、比較的安全な部類の防腐剤とみなされている。ただし、旧指定成分(旧・化粧品種別許可基準・表示指定成分)に該当し、配合時は全成分表示義務がある。一部の感受性の高い肌でアレルギー性接触皮膚炎を誘発する報告があり、注意が必要。EWGスコアは比較的低く、パラベン代替として採用されるケースも多い。

食品の世界では「ソルビン酸カリウム」として防腐目的で広く使われており、梅干し・チーズ・漬物などへの添加が認められている。化粧品成分としての「ソルビン酸」はその遊離酸形態で、水への溶解性がカリウム塩より低い。用途のイメージを広げれば、製品を腐敗から守る「見えない保護膜」とも言え、成分処方全体の品質維持に貢献する縁の下の力持ち的存在と言える。

相性の良い成分

安息香酸 パラオキシ安息香酸エステル類

相性の悪い成分・混合注意

強アルカリ成分 高pH調整剤

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50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)