解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
KOSEコスメポートブランド名
サロンスタイル容量
500ml参考価格
1540円1mlあたり
3.1円JANコード
4971710396201KaisekiID
7676全成分
サロンスタイルというだけのことはある、と言うべきか。
(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解シルクやジラウロイルグルタミン酸リシンNaを配合したちょっと期待値の高まる構成になっています。
というのも、(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解シルクは蓄積しづらく、均一なコーティングを形成し、シルクのなめらかさでダメージを包み込む機能的な素材として知られますし、ペリセアは、約10秒で髪の内部に到達するという浸透力の高さ、補修力の高さが持ち味です。
そのような観点から、こうした市販品にこれらの成分が含まれるというのは好ましいことと言えるでしょう。
なかなか目にすることはできませんし、それだけトリートメントとしてのクオリティを一定程度約束されている、という見方ができるからです。
期待値の高い成分二つをご紹介しましたが、それ以外の部分がチープでは宝の持ち腐れとなります。
果たしてこの製品はどうでしょうか。
ムルムルヤシバターやオリーブ、カカオ脂、ヤシ油といった潤滑性を担う油脂成分に、スキンコンディショニング作用を担う植物エキスの数々が脇を固める内容。
肌への優しさは、肌に直接塗布したくなる程ではないにせよ、一般的なレベルよりは少しマイルドです。
また、髪へのコンディショニング作用は程よい潤滑性、髪のハリ、エモリエント効果を感じさせるバランスの良い印象で、ものすごい即効性などはないものの、じわじわと髪に好印象を与える質感を形成していくようなトリートメントと言えるでしょう。
短期的にはそれほどメリットを感じにくいタイプの製品と思われますが、長く長い目で使っていくという点ではそこそこ悪くないクオリティであると言えます。
あまりダメージが激しくなく、日常のケアに少しでも良いものを使いたい、と考えている方には市販の選択肢として1つお勧めできるかな、という印象はありますね。
コーティング素材も蓄積しづらく、繰り返し使っても髪に悪影響を与えにくいので、そういった意味でクオリティーが普通よりも少し上と言う以上です。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。