Ingredient Analysis

アルキル(C12-14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCI

カチオン界面活性剤 22件の商品に配合 ID: 40020
カチオン界面活性剤 コンディショニング・帯電防止を担う陽イオン性界面活性剤
+40

安全性
+50

素材の品質
+45

使用感
基本情報
成分名アルキル(C12-14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCI
慣用名・別名CAE、N-[3-アルキル(12,14)オキシ-2-ヒドロキシプロピル]-L-アルギニン塩酸塩
INCI名Hydroxypropyl Arginine Lauryl/Myristyl Ether HCl
由来半合成
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域3.5〜7.0
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ カチオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +50
成分の素材品質・配合価値
安全性 +40
肌・頭皮への安全性
補修力 +35
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +50
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +45
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +40
環境負荷・生分解性の評価

概要

アミノ酸系両性界面活性剤。アルギニンにラウリル/ミリスチルエーテル基を結合した構造で、カチオン性とアニオン性を併せ持つ。損傷毛髪のマイナス電荷に静電吸着してコンディショニングを発揮。シリコーン並みの滑り付与・帯電抑制・水分保持効果を持ちながら、生分解性が高く環境負荷が低い。皮膚・眼への刺激も低く、四級カチオン剤より安全性に優れる。味の素製「CAE」として知られる高機能アミノ酸誘導体。

アルキル(C12-14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCIの解析

アルキル(C12-14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHClは、アミノ酸であるL-アルギニンにラウリル(C12)またはミリスチル(C14)エーテル基とヒドロキシプロピル基を付加したアミノ酸系両性界面活性剤(別名:Hydroxypropyl Arginine Lauryl/Myristyl Ether HCl)。主に味の素ファインテクノが開発・製造しており、業界では「CAE」の略称でも知られる。

最大の特徴は静電吸着によるコンディショニング機構にある。洗浄やブリーチによって損傷した毛髪表面はマイナス電荷を帯びているが、両性構造のうちカチオン側がこれに吸着し、アルキル鎖が毛髪表面を均一にコーティング。これによりシリコーン代替に匹敵する指通りの滑らかさを実現しつつ、帯電を抑制してくし通りを向上させる。さらに損傷した毛髪に吸着することで、物理的な切れ毛を防ぐ補強効果も報告されている。

一般的なカチオン界面活性剤(ステアルトリモニウムクロリドなど、いわゆる〇〇クロリド系)と比べると、皮膚・眼への刺激が顕著に低く、アレルギーリスクも小さい。これはアルギニンという人体に存在するアミノ酸を骨格にしているためで、頭皮に残留しても安全性への懸念が少ない点が差別化要素。また、生分解性が高く、河川・海洋環境への影響も低いことが確認されており、サステナビリティの観点でも優位な成分といえる。

保湿効果についても見逃せない。アルギニン由来の親水性部位が水分を引き寄せ、毛髪・皮膚の水分保持に貢献。シャンプー・コンディショナー・トリートメントのほか、スカルプケア製品やボディウォッシュにも配合される汎用性の高い成分。シリコーンフリー処方が求められるクリーンビューティー製品でシリコーンの機能的代替として採用が拡大中。

相性の良い成分

グリセリン ヒアルロン酸 パンテノール

相性の悪い成分・混合注意

強陰イオン界面活性剤(ラウレス硫酸塩等)

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