解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
(株) ハウスオブローゼブランド名
メイプリーゼ容量
200ml参考価格
2420円1mlあたり
12.1円JANコード
4977673139046ASIN
B0BWSXWZF4発売日
20230227KaisekiID
9015全成分
このトリートメントは比較的高価ですが、ハウスオブローゼ社のイメージに近く、オーガニック要素も取り入れた内容が特徴です。
この製品は、4級カチオン界面活性剤をベースにしており、基本的なトリートメントタイプの構造をしています。毛先を中心に塗布し、頭皮にはつけないようにしましょう。
注目点は添加成分のヘアケア機能。疑似セラミド、メープルシロップエキス、γ-ドコサラクトン、セラキュート、ゼインを軸とした髪の内部から強化する構成。
トリートメントとしては、前述したヘアケア成分による髪の強化、潤滑性向上、うねりの改善といったメリットに加え、グルコノラクトンというハチミツ酸の配合、フラーレンの強力な抗酸化作用、アミノ酸系カチオン界面活性剤の潤滑性などが加わっています。
髪の強化には、セラキュート、ゼイン、γ-ドコサラクトンが力強くバックアップしています。また、潤滑性に関しては、メープルシロップを中心とした体感の良い素材が使用されています。
ゼインは、小麦から作られるタンパク質の一種であり、髪の内部から強化する効果があるとされています。
セラキュートはセラミド模倣構造をカチオン化し、ハリ・コシ作用が優れたアンチエイジングポリマー。セラミドと同様の効果の他、高分子素材であることで肌への親和性、塗布後乾燥時にセラキュート同士の親和性により被膜形成。柔軟性のある弾力ポリマー構造により、肌のハリ、弾力を改善。毛髪では髪の弾力を付与。
γ-ドコサラクトン+トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルはうねり・絡まりを持続的に改善、キューティクルを美しく整える効果を付与します。
クオリティとしてはレベルが高い方といえるのではないでしょうか。値段なりの価値はわりとあるように感じますね。
メイプリーゼ バウンス&カラーケア トリートメントは、素材に妥協がないというか、コスト度外視まではいきませんが、結構贅沢なチョイスで作られているな、と感じます。バランス良く髪を強化して、健康毛に近い感触に改善してくれるのではないかと期待させてくれます。
一方でデメリットはというと、頭皮には優しくないということです。4カチ(4級カチオン界面活性剤)ベースですので、ショウガ根エキスなどのスカルプケア成分を役立てようとして、頭皮に塗ってはいけません。もったいないようですが、スカルプケアは期待しないようにして使いましょう。
また、ヘアケア効果に関してのレベルですが、一級品の美容室レベルと比べるとやや見劣り感はあります。髪の強化、潤滑性ともに質は良いですが、強烈にダメージを改善して変身させるほど・・というものではないので、中程度付近のダメージ毛に適合すると考えたほうが良いでしょう。
メイプリーゼ バウンス&カラーケア トリートメントは、高価なトリートメントである一方、高品質な素材が使用されており、髪の強化や潤滑性向上といった効果が期待できます。素材力があるので、コストがかかっているものの、髪を健康的に保ちたい方にはおすすめしたいトリートメントです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。