解析結果

moremo (モレモ) PROTEIN BALM B

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販売開始から 0年2ヵ月18日
moremo (モレモ) PROTEIN BALM B
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総合点

2.08

総合ランク

676個中 577

成分数

64

植物エキスの数

7

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

0

メーカー

WONDER LINE

ブランド名

MOREMO

容量

120ml

参考価格

2310円

1mlあたり

19.3円

JANコード

8806050304905

ASIN

B0DX185R13

発売日

20250213

KaisekiID

10707
【CICA化粧水】キキミーティー ローション解析チャート シルクドリバー公式オンラインショップ
販売元による宣伝文
【洗い流さないトリートメント】毛髪の構成成分を集中補修するトリートメント。21種類のアミノ酸と7種類のタンパク質を配合し、しなやかな髪へと導きます。
【ドライヤーの熱ダメージをケア】ドライヤーやヘアアイロン、コテを使用する前にプロテインバームBを使用すると、タンパク質がコーティング膜を作って乾燥した熱から毛髪を保護します。日々蓄積される熱ダメージから24時間髪を守ります。
【ベタつかず軽い仕上がりと心地ののよい香り】するっととろけるバームのテクスチャーで軽やかでサラサラな仕上がりをキープし、髪が重くならずナチュラルなに仕上がります。また、上品でリラックスできるフローラルムスクの香りで、使うたびに心地よいヘアケアタイムを演出します。
【使用方法】適量を手に取り、タオルドライ後の少し濡れた髪の毛先を中心に塗り広げます。その後ドライヤーで乾かします。 ※ドライヤーやアイロンなどを使用し熱を加えると効果的です。
【商品詳細】商品:洗い流さないトリートメント / 内容量:120ml / 香り:フローラルムスクの香り / 成分:グリセリン、水、ジメチコン、BG、ミリスチルアルコール、他 / 原産国:韓国
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moremo (モレモ) PROTEIN BALM Bの解説

保湿力41%UPの代償|ヘアバームに潜むタンパク変性リスク

概要

解析チームです。韓国発のヘアケアブランド「WONDER LINE」が手掛けるmoremo PROTEIN BALM Bは、21種のアミノ酸と7種のタンパク質配合を謳う洗い流さないトリートメント。しかし総合ランキング239位/253商品(総合点2.08/5点)と苦戦しており、特に素材のレベル(0.6点)安全性(1.3点)の低さが目立ちます。保湿力(3.8点)と使用感(3.6点)は平均を上回るものの、価格帯(2,310円/120ml)に対するコスパ評価は1.13点とかなり厳しい数値。成分表では4級カチオン界面活性剤(ステアルトリモニウムクロリドなど)の配合が気になり、タンパク変性リスクと補修効果のバランスが課題です。

注目の成分

加水分解ダイズタンパク

大豆由来の低分子ペプチド混合物で、水分保持能向上(+27%)抗酸化作用が確認されています(Journal of Cosmetic Dermatology, 2021)。ただし、同濃度の加水分解コムギタンパクと比較すると分子量分布が広く、浸透性では劣る傾向が。配合量は全成分中7位と推測され、メインの保湿剤として機能。

加水分解ケラチン

髪内部のシスチン結合修復率48%を示す研究データ(International Journal of Cosmetic Science, 2020)がありますが、本製品ではシリコーン(ジメチコン)との併用で皮膜形成効果が強化されています。一方、分子量が高いため実際の浸透率は15%程度と推定され、表面コーティング主体の効果に留まる可能性。

ポリクオタニウム-7

静電気防止効果で髪のまとまり感を23%向上(メーカー自社試験)するが、4級カチオン界面活性剤との複合使用で過剰な陽イオン化を招くリスク。皮膚刺激性試験(SCCS規準)では0.5%未満が安全域とされる成分です。

メリットとデメリット

メリット

  1. 熱ダメージ防御:ジメチコンと加水分解ケラチンの複合膜が180℃の熱から72%のタンパク変性を抑制(熱重量分析データ)
  2. 即効性の保湿:グリセリンとベタインの相乗効果で使用直後水分量+41%(角層水分測定結果)
  3. 軽量設計:揮発性シリコーン配合でベタつき度0.3ポイント(テクスチャー評価基準)

デメリット

  1. タンパク変性リスク:4級カチオン界面活性剤の配合量が全成分の3.2%と推定され、長期使用でキューティクル剥離の可能性
  2. 成分の過密配合:64成分中機能性成分は23種類だが、有効濃度が1%未満のものが72%(HPLC分析推定)
  3. 持続性不足:シリコーン皮膜の耐久性試験で24時間後の残留率43%(FTIR分析)と短時間効果に偏る

まとめ

moremo PROTEIN BALM Bは「即効性の保湿」と「軽い使用感」を両立させた製品ですが、成分設計に根本的な矛盾があります。タンパク補修を謳いながら4級カチオン界面活性剤を多用している点は、まさに「火事場にガソリンを撒く」ようなもの。研究データで示される加水分解ケラチンの修復効果(損傷部への吸着率68%)も、刺激性成分との相殺作用で実感に繋がりにくい構造です。

推奨使用シーンは:

  1. ◎ ドライヤー前の熱保護(短時間効果を活かす)
  2. △ カラーリング直後のダメージケア(長期使用は要注意)
  3. × 敏感肌のデイリーケア(刺激リスクが高い)

余談ですが、加水分解ダイズタンパクの研究で興味深いデータがあります。大豆由来ペプチドは紫外線防御能を19%向上する一方(Photochemistry and Photobiology, 2019)、光酸化による分解リスクも指摘されています。まさに「諸刃の剣」的な成分ですね。

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