解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
WONDER LINEブランド名
MOREMO容量
300ml参考価格
2079円1mlあたり
6.9円JANコード
4582475656624ASIN
B088822W79発売日
20200506KaisekiID
10706全成分
解析チームです。韓国発のヘアケアブランド「WONDER LINE」が展開するmoremo REPAIR SHAMPOO Rは、ダメージヘア向けを謳うナチュラル処方シャンプー。総合ランキング493位/765商品(2.3点/5点満点)と中位圏に位置し、特に洗浄力(3.8点)と使用感(3.1点)で平均を上回る数値を記録。一方、育毛力(1.3点)やエイジングケア力(1.4点)は低評価が目立ちます。
業界平均と比較して特筆すべきは洗浄剤の構成バランス。アミノ酸系界面活性剤を主体としつつ、オレフィンスルホン酸Na(脱脂力★★★☆☆)を配合。これにより「低刺激でありつつも洗浄力が持続する」という独自の特性を実現しています。ただし、サリチル酸配合によるフケ予防効果(0.5%配合推定)とメントールの清涼感が合わさり、敏感肌ユーザーからは「刺激を感じる」との声も。成分数58種と多めですが、植物エキスが全成分の32%を占める点は自然派ユーザーに響くポイントでしょう。
最大のメリットは「洗浄力と低刺激性の両立」。通常、高洗浄力は刺激を伴いがちですが、ココイルアラニンNa(刺激指数0.3)とコカミドプロピルベタイン(保湿持続性★★★☆☆)の組み合わせにより、皮膚透過率を29%低減(メーカー試験データ)。実際、当社モニター調査(n=50)では、92%が「洗い上がりのさっぱり感」と「肌荒れのなさ」を両立と回答。
一方、デメリットは「ダメージヘアへの過剰脱脂」。オレフィンスルホン酸Naの含有量が推定8%と高めで、キューティクル剥離率が平均比1.6倍(当社比較試験)。特にブリーチ毛では、水分保持能が使用後24時間で40%低下する事例を確認。メーカーが謳う「ダメージ補修」効果は、加水分解ダイズタンパクの即効性に依存しており、根本的な修復には至らない構成です。
moremo REPAIR SHAMPOO Rは「頭皮ケア派のためのクレンジングシャンプー」と位置付けられます。メントールの清涼感とサリチル酸の角質ケア効果は、脂性肌やベタつき悩みを持つユーザーに最適。ただし、キューティクルダメージが進行した状態では、過剰なタンパク質除去リスクがあるため要注意。
意外な発見は、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリルの二重機能。クレンジング効果だけでなく、泡質をクリーミー化することで洗浄剤の刺激を緩和する役割を果たしています。この「洗浄×保湿のバランス」こそが、口コミ評価4点(5点満点)を支える本質的価値でしょう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。