解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
テクノエイトブランド名
ロハス容量
200ml参考価格
1760円1mlあたり
8.8円JANコード
4560221611158KaisekiID
7648全成分
少し肌に優しいカチオン界面活性剤がベースになっています。
しかし、頭皮に直接つけていいほど優しいというわけではありません。
カチオン界面活性剤の特徴であるタンパク変性作用や脱毛作用を直に受けることになりますから、美容成分が配合されていても頭皮につけようと思わないことが大事です。
なぜ頭皮につけてはいけない、ということを最初に言ったこと申しますと、このトリートメントに含まれる有効成分は頭皮に向けたものばかり。
これは、人によっては頭皮につけたいと思ってしまうのではないか、また、商品説明文にも頭皮にミネラルを補給し、とあるようにメーカー自らが頭皮に付けることを推奨するような宣伝を行っているのです。
そのため、注意喚起としてまず皮膚につけるのは良くないという事を言わなければなりません。
特に、炭、よもぎ、コーヒー、ごぼう、褐藻や、その他植物エキスの数々はどれもスキンケアを目的として配合される美容成分であり、髪に塗ってもさして意味がないのが特徴です。
だからといって肌につけるのやめましょう。
とはいえ、髪に全くメリットがないのかといえばそういうわけでもありません。
ヘマチンを筆頭に、ベースのジココイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート、ヘンナエキス、シアバターといった素材が髪に潤滑性をもたらす効果は期待できます。
特にヘマチンの髪のタンパク質を強化する作用などは有効的に働くのではないかと推察されます。
ただし、トリートメントとしてのクオリティはあまり高い方ではなく、髪の補修効果、潤滑性、持続性などを含めやや貧弱に思える仕上がりとなるでしょう。
また、コーティング素材にしても蓄積性が懸念されるアモジメチコンが採用されているなど、ちぐはぐな処方に見える部分も散見されます。
頭皮向けの成分ばかりで無駄が多く、有効性が乏しいという意味ではあまりおすすめをしたくなるタイプのトリートメントとは言えないかもしれませんね。
そこそこの値段でもあるので、もう少し髪に対してリペア効果があれば嬉しいと思います。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。