Ingredient Analysis

ミリスチン酸

成分 50件の商品に配合 ID: 836
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+20

安全性
+10

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名ミリスチン酸
医薬部外品名ミリスチン酸
慣用名・別名テトラデカン酸
INCI名MYRISTIC ACID
化学式C14H28O2
分子量228.37 Da
由来植物性
推奨配合濃度1〜10%
EWGスコア3/10
コメドジェニック度4/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +20
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

ヤシ油・パーム核油由来の炭素数14の飽和脂肪酸(テトラデカン酸)。飽和結合のみで構成されるため酸化安定性が高い。石鹸原料(カリウム塩・ナトリウム塩)として洗浄・起泡性付与に使用されるほか、乳化物の感触改善・不透明化・増粘補助にも機能する。皮膚への浸透性がやや高く、さっぱりとした使用感を付与。コメドジェニック性のリスクがある点は留意が必要。

ミリスチン酸の解析

ミリスチン酸は、炭素数14の飽和脂肪酸(テトラデカン酸)で、ヤシ油やパーム核油を加水分解・精製して得られる天然由来成分。常温では白色フレーク状の固体であり、融点は約54℃。化学的に非常に安定しており、酸化劣化しにくい点が製品処方において高く評価されている。

化粧品における主な役割は大きく二つ。第一に石鹸系洗浄剤の原料としての機能であり、カリウムやナトリウムとけん化反応させることで「ミリスチン酸K」「ミリスチン酸Na」が生成され、起泡性・泡質・洗浄力に優れたソープベースとなる。洗顔料・シャンプー・液体石鹸のきめ細かい泡立ちを生み出す立役者として広く採用されている。第二にエモリエント・テクスチャー調整成分としての機能で、乳液・クリームに白色感や適度なとろみを与え、さっぱりした感触をもたらす。

類似する脂肪酸としてはパルミチン酸(C16)やラウリン酸(C12)があるが、ミリスチン酸はその中間的な鎖長(C14)により、泡のきめ細かさと洗浄力のバランスが最も優れるとされる。ラウリン酸が起泡速度に優れるのに対し、ミリスチン酸は泡の持続性・密度において秀でる。

一方で、コメドジェニック性(毛穴詰まりリスク)スコアが比較的高く、ニキビ肌・脂性肌への連続使用には注意が必要。洗顔料・シャンプーのような洗い流し製品であれば問題になりにくいが、スキンケアクリームなどのリーブオン製品への高濃度配合は注意が求められる。環境面では植物由来で生分解性はある程度期待できるが、パーム油由来の場合は森林破壊・生物多様性への影響という社会的課題も背景にある。

相性の良い成分

セチルアルコール グリセリン ヤシ油

相性の悪い成分・混合注意

強アルカリ剤 強酸化剤

ミリスチン酸を含む商品ランキング

50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)