カテゴリ:トリートメント
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総合点

1mlあたり
口コミの評価
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性1件・経皮吸収54件
メーカー
ETVOSブランド
ETVOS容量
180ml参考価格
3399円1ml単価
18.9円JAN
4580682133754ASIN
B0CMTBPJLKID
7132シリーズ名
リペアトリートメント対象の髪タイプ
カラー・パーマダメージ毛・熱ダメージ毛・パサつき・うねり・広がりが気になる髪向け発売年
2023年公式サイト
公式サイトを見る使い方
全成分
商品説明
解析チームです。今回はETVOSの「リペアトリートメント」を成分レベルで徹底解析します。総合点4.69点・2747製品中5位という数字が示すとおり、ノンシリコン処方でありながら補修・保湿・使用感のすべてが5点台に達した異色のトリートメントです。
まず数字から入ります。髪補修力・保湿力・配合成分レベル・使用感がいずれも5点以上(平均比+2.0〜+2.1点)という圧倒的スコアを記録。一方でスカルプケア力(3.4点)・コスパ(3.4点)・エイジングケア力(3.5点)はそれぞれ標準〜やや良い水準にとどまり、「ダメージ補修特化型」として設計された意図が数値に明確に表れています。価格3,399円・180mlは同価格帯のノンシリコントリートメントと比較したとき、成分密度の高さでは上位に位置しますが、コスト換算ではやや割高感があることは正直に記載します。
ETVOS リペアトリートメント ― スタッツ解析
環境面では、54成分の生分解性平均0.84(易分解)はヘアケア製品としては高水準で、マイクロプラスチック成分も含まれていません。ノンシリコンという処方選択がそのまま環境配慮にも直結している点は、近年重要視される持続可能性の観点で評価できます。
日本精化が開発したナタネ由来のγ-ラクトン化合物で、本処方における最重要成分のひとつ。ドライヤーやアイロンの熱エネルギーを契機に、毛髪ケラチンのリシン残基(アミノ基)と共有結合を形成し、ダメージホールを物理的に埋めてキューティクルを整列させます。通常の補修成分が水で洗い流されるのに対し、シャンプー後も共有結合が維持される「持続型作用機序」が最大の特徴です。本処方ではトリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルとの共配合が確認されており、これはγ-ドコサラクトンの効果発現パターンを変化させる相乗組み合わせとして成分データが示しています。継続使用でうねり・広がり・ハリコシ低下を根本から改善することが期待されます。
旭化成が開発した世界初のジェミニ型アミノ酸系界面活性剤。植物由来脂肪酸2本鎖と3つの親水基を持つ特殊構造により、わずか1分で毛髪内部まで浸透することが実証されています。ダメージ修復、バリア機能改善、乳化安定化を1成分で担う高付加価値設計です。セラミド2との共配合は「セラミドの毛髪への定着促進」として相乗効果が期待される組み合わせであり、処方設計の巧みさが光る箇所です。
セラミド2はキューティクル表面の再疎水化と毛髪強度改善を担う成分で、EWGスコア1・刺激性・感作性ともに低く安全性が高い(CIR: Safe as Used)。2014年にINCI名が「セラミドNG/NS」に細分化された歴史的背景を持ちます。これに加えて配合されているのがラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)。植物ステロール骨格がセラミド類似構造として機能し、毛髪CMC(細胞膜複合体)の補修をセラミド2と役割分担して担います。単一セラミドではなく異種脂質での複数アプローチという処方意図が読み取れます。
エンドウ豆由来のペプチドと第四級アンモニウム塩を結合させた植物性コンディショニング成分。毛髪最外層を覆う18-MEA(F-layer)と類似した構造を持ち、カチオン性による損傷部位への選択的吸着で失われた疎水性バリアを擬似的に再構築します。ノンシリコンでありながら使用感5点を達成している背景に、この成分の「シリコン代替的な指通り改善機能」が貢献していると推測されます。加水分解シルクとの共配合は吸着力の相乗が期待できる組み合わせです。
グルタミン酸・グリシン・セリン・アラニン・リシンHCl・アルギニン・プロリン・タウリン・チロシン・バリン・ロイシン・イソロイシン・ヒスチジンHCl・フェニルアラニン・トレオニン・アスパラギン酸Na・ジヒドロキシプロピルアルギニンHCl・アルキル(C12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHClの18成分を一挙配合。ケラチン構成アミノ酸をほぼ網羅する処方は天然保湿因子(NMF)の自然な補充に近い設計思想であり、保湿力5.1点という最高スコアの根拠のひとつです。余談ですが、国際化粧品原料基準(ICID)によると、複数アミノ酸の同時配合は単一アミノ酸配合と比較してNMF機能を補完的に高める可能性が示唆されています。チロシンは疎水性が高く外用での浸透効率に限界があることも、専門的な観点として付記しておきます。
強み
弱みと注意点
「熱ダメージをむしろ補修トリガーに変える、シリコンレスの本気処方」です。γ-ドコサラクトンによる加熱共有結合・ペリセアの1分浸透・18種アミノ酸NMF再現という三つの技術的柱が、ノンシリコンという制約の中で保湿力・補修力・使用感すべて5点台という結果を生み出しています。
口コミでは使用後の滑らかさ・まとまりを評価する声が多く、これは使用感5点・髪補修力5点というスタッツと整合しています。一方で「価格に対して続けやすいか」という声も散見され、コスパ3.4点とも一致します。
余談ですが、旭化成の研究によるとジラウロイルグルタミン酸リシンNa(ペリセア)は従来型トリートメント成分と比較して毛髪内部への浸透速度が顕著に速く、短時間放置でも補修効果が得られると報告されています。忙しい朝のケアにも向いている処方設計と言えます。
こんな人に向いている処方
ドライヤー・アイロン多用層
熱を補修に変える機構で一石二鳥
カラー・パーマダメージ毛
CMC補修×共有結合型修復で根本ケア
ノンシリコン派・環境意識層
生分解性0.84・マイクロプラスチックなし
頭皮ケア重視・コスパ最優先層
スカルプ3.4点・コスパ3.4点は他製品検討余地あり
使用シーン別推奨度: