Ingredient Analysis

イノシン酸2Na

成分 50件の商品に配合 ID: 1031
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+35

安全性
+15

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名イノシン酸2Na
慣用名・別名5'-イノシン酸二ナトリウム、IMP-2Na
INCI名Disodium Inosinate
化学式C10H11N4Na2O8P
分子量348.2 Da
由来発酵
推奨配合濃度0.5~2%
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +15
成分の素材品質・配合価値
安全性 +35
肌・頭皮への安全性
補修力 +20
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +15
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +10
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

イノシン酸二ナトリウム(5'-IMP-2Na)はプリンヌクレオチドの一種で、ATPの代謝産物。鰹節・煮干し等に含まれる旨味成分として食品界で著名だが、化粧品ではヒュメクタント(保湿剤)として機能。生体内ヌクレオチドとして細胞代謝に関与し、ターンオーバー促進・抗酸化・保湿効果が期待される。食品添加物由来のため安全性は高い。ただし化粧品における臨床エビデンスは限定的。

イノシン酸2Naの解析

イノシン酸2Na(イノシン酸二ナトリウム)は、5'-イノシン酸のナトリウム塩であり、プリン骨格を持つヌクレオチド系の生体由来成分。もともとは鰹節・豚肉・煮干しなどに含まれる「旨味成分」として食品・調味料分野で広く知られており、グルタミン酸ナトリウムとの相乗効果で旨味を数倍強化することでも有名だ。化粧品への応用においては、この核酸系成分が持つヒュメクタント(水分保持)特性が注目されている。

作用機序としては、分子中のリン酸基が水分子と水素結合を形成し、角質層に水分を引きつけることで保湿効果を発揮すると考えられる。また、生体内ではATP(アデノシン三リン酸)が分解される過程でADP→AMP→IMP(イノシン酸)へと変化することから、細胞のエネルギー代謝や皮膚のターンオーバーとも間接的に関連している。さらに抗酸化作用や血行促進効果も報告されており、エイジングケア的側面も持つ。

食品添加物としての長年の使用実績があることから安全性は比較的高く評価される。ただし、化粧品原料としての臨床試験・エビデンスは現時点では非常に限定的であり、アミノメイソン等の一部製品に配合されているものの、配合目的は主に「保湿補助」「ブランドの差別化」的な位置づけが実態に近い。類似の核酸系保湿成分としてはグアノシン酸2Naアデノシンなどが存在し、アデノシンは皮膚科学的に育毛・抗老化のエビデンスがより充実している。

興味深い点として、この成分は「旨味」という食の文脈から皮膚ケアへと応用されたクロスオーバー成分であり、発酵由来のナトリウム塩として環境負荷も比較的低い。ただし動物性原料(鰹節・肉類)由来のものも存在するため、ヴィーガン対応製品では発酵由来品の選択が重要になる。

相性の良い成分

グリセリン ヒアルロン酸Na アミノ酸

イノシン酸2Naを含む商品ランキング

50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)