Ingredient Analysis

ヒドロキシエチルセルロース

成分 50件の商品に配合 ID: 656
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+0

安全性
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素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名ヒドロキシエチルセルロース
慣用名・別名HEC、セルロース ヒドロキシエチルエーテル
INCI名Hydroxyethylcellulose
由来半合成
推奨配合濃度0.2〜2%
適正pH域3〜9
EWGスコア1/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +0
成分の素材品質・配合価値
安全性 +0
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +0
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

セルロースにエチレンオキシドを付加させた半合成水溶性高分子(HEC)。非イオン性増粘剤として水系製剤の粘度調整・ゲル化に機能し、O/Wエマルジョンを安定化する。皮膜形成により保湿補助効果も持つが、主機能は剤型設計・質感改善。低刺激・非イオン性のため広い処方適合性を持ち、敏感肌向け製品にも使用可能。育毛・補修・ホワイトニングなどの薬理活性は実質的に持たない。

ヒドロキシエチルセルロースの解析

ヒドロキシエチルセルロース(HEC)は、植物由来のセルロースにエチレンオキシドを化学的に付加させた半合成の水溶性高分子ポリマーである。分子内に導入されたヒドロキシエチル基が水分子と水素結合を形成し、溶液の粘度を劇的に高める「増粘」作用が最大の機能だ。シャンプー・コンディショナー・ローション・ジェルなど、幅広い水系製品のテクスチャー設計に不可欠な成分といえる。

日常的なたとえで言えば、料理のとろみ付けに使うデンプン(片栗粉)のような役割を化粧品で担っている。ただし、単なるとろみ付けにとどまらず、エマルジョンの相分離防止・成分の均一分散・使用時の伸びやかさ向上といった多機能を一手に担う縁の下の力持ちである。

非イオン性ポリマーであることが最大の特徴で、アニオン・カチオン・ノニオンのどの界面活性剤とも相溶性が高く、酸・アルカリ・塩などに対しても安定性が比較的高い。EWGスコアも1と低リスクで、敏感肌用・低刺激処方に積極的に採用される。皮膚に薄い保護フィルムを形成して水分蒸散を抑制する保湿補助効果も持つが、ヒアルロン酸などの専門的保湿成分と比較すると保湿力は補助的水準にとどまる。

医薬品分野では点眼液・眼科用ゲルの増粘剤・保湿剤としても実績があり、これはHECの安全性の高さと生体適合性を裏付ける。環境面では天然セルロースを骨格とするため生分解性はある程度期待できるが、化学修飾を経た半合成品であることや製造工程での化学物質使用を考慮すると、完全に環境フレンドリーとは言いがたい側面もある。

相性の良い成分

グリセリン ジメチコン 界面活性剤

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