エイトザタラソ ディープリペア&アクアモイスト 美容液トリートメントの解析結果 | シャンプー解析ドットコム 

エイトザタラソ ディープリペア&アクアモイスト 美容液トリートメントの解析結果

販売開始から 3年4ヵ月26日
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総合点3.37
2413個中58位
品質4.5 %
成分数46
1mlあたり3.2円 %
安全性5.7 %
エキス類8
詳細情報
  • エイトザタラソ ディープリペア&アクアモイスト 美容液トリートメントの詳細情報
  • [発売日]20191106
  • [JANコード] 4589919562657
  • [ランキング] 58位 2413個中/
  • [ポイント(5点中)] 3.37点
  • [ジャンル] T
  • [容量] 475ml
  • [参考価格] 1512円
  • [1mlあたり] 約 3.18円
  • [商品ID] 7199
  • [ASIN] B0814MK7V2
  • [商品サイズ] 19.4x7.2x7.4
  • [商品重量] 570g
  • [成分数]46
  • [エキス類の数]8
  • [特に優れた成分の数]3
  • [要注意成分の数]0
販売元による宣伝文
3種の幹細胞エキスと、海藻エキスなどを贅沢に配合した「タラソ幹細胞処方」の美容液トリートメント。
ダメージを受けたパサつきがちな髪に、水分を届けて束縛。乾燥しがちな頭皮も保湿して美髪作りをサポートし、髪がぷるんと潤い毛先までしっとりまとまります。
美容液をリッチに配合したトリートメントで、ダメージによる毛髪の空洞化とキューティクルの剥がれを補修。

使い続けるほど、髪の水分と油分のバランスを整え、潤いに満ちた「ぷるん髪」へと導きます。
心地よく香るやさしいアクアホワイトフローラルの香り。
エイトザタラソ ディープリペア&アクアモイスト 美容液トリートメント解析チャート

エイトザタラソ ディープリペア&アクアモイスト 美容液トリートメントの解説

優秀だがムダも多い?

潤滑性の改善という点では優秀

キトサンを始めナチュラルに髪のキューティクルを修正する能力が高く、特に潤滑性の向上は期待するに値するでしょう。逆に、頭皮にメリットのある植物エキスも多く含まれますが、これらのメリットは活かしきれていない印象です。

頭皮にはやや負担あり

多くのトリートメントと同様に、4級カチオン界面活性剤を複数、少なからず配合していることで頭皮へのタンパク変性作用や皮膚刺激が無視できないレベルです。髪にだけ塗るにはコンディショニング作用としてメリットをもたらしますが、頭皮には逆にデメリットを多く残します。

クリスマムマリチマムカルス培養液、リンゴ果実培養細胞エキス、アルガニアスピノサカルス培養エキス、フカスセラツスエキスなど、明らかに頭皮のスカルプケアを狙ったような処方となっていて、これらの成分を一つ一つは有益ですがやはり4級カチオン界面活性剤の副作用ということを考えると頭皮に直接塗るのは歓迎できない行為です。

髪のケアは優秀

一方で、キトサン、キトサンヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、クオタニウム-33、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、リピジュア、ヒドロキシエチルウレアなどなど、髪の潤滑性を向上させる素材は期待値が高いです。

シリコン一辺倒のような少し人工的な滑りではなく、ヴァージン毛のような自然な感触に改善してくれる期待が持てます。そして迅速にそれらのケアを浸透させることができるでしょう。18-MEA補給効果を持つクオタニウム-33によるツヤ感も良さそうですね。

ケラチン、水溶性コラーゲンといったポリペプチド素材も、このような優れものの補修成分に後押しされることでメリットを最大限に活かすことができるでしょう。もちろん、セラミドの配合も地味に補修効果をもたらし、バックグラウンドで髪のケアに大きく寄与しています。

頭皮には微妙だが、紙に使うには役立つ

少し無駄に思える部分もありましたが、概ね髪に対するコンディショニング作用は有望であり 、特にこの値段から考えるととてもコストパフォーマンスが高いように思います。

もちろんそれぞれの有効濃度に達しているかという問題はありますが、成分の構成からすると仕上がりに期待できる部分は大きいです。特に潤滑性、ツヤといった見た目や感触に関わる部分が強いので、使ってすぐそのメリットを体感できるという点は好ましいですね。

美容液トリートメントという名称は大げさではないな、と思います。髪の強度を高めるという点では今一つですが、髪の外側の補修効果は十分に戦力となりそう。髪のパサつきが気になっているとか、軽度~中程度のダメージもうであれば十分に対応できそうです。

髪にだけ使おう。それがもっともパフォーマンスを向上させる。



頭皮にはデメリット多し。頭皮にはつけないで。

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ベヘントリモニウムクロリドはしっとりタイプの4級カチオン(陽イオン)界面活性剤です。ダメージ部に吸着し、疎水性を復活させて物理的ダメージから髪を守ります。
ベヘントリモニウムクロリド
防腐剤。パラベンと代替としてマイルド系防腐剤として用いられることが多いが、実際のところ肌刺激性では双方に有意な差はない。防腐能力についてはパラベンより低く、他の防腐剤と組み合わせて使うことで必要な能力を引き出すタイプ。パラベンがないからといって、フェノキシエタノールならソフトである、という解釈はあまり良い判断ではないが、防腐能力がソフトという点ではやや優しい。
フェノキシエタノール
・リンゴ果実培養細胞エキスは肌の「幹細胞」の寿命を延ばし、また新しい細胞の生成を促進する効果が認証されているアンチエイジング成分。
リンゴ果実培養細胞エキス
・安息香酸Naはエゴノキ科アンソウクコウノキ樹脂由来の抗菌剤で、安全性の面から1%以下の配合量規制。安定性を考えてパラベンを併用することが多い。全ての化粧品に対して、安息香酸Al、安息香酸Naなどの安息香酸塩類の合計量は100g中に1.0gまで。
安息香酸Na
・ウメ果実エキスはメイラード反応(肌の糖化)を抑制する働きがあり、肌の老化、くすみを抑制する効果を付与。
ウメ果実エキス
シソ科セージの葉抽出エキス。抗菌作用、血行促進作用、収れん作用などを与えます。
セージ葉エキス
ケラチンタンパクを加水分解して得たケラチンPPT(ポリペプチド)です。毛髪に馴染みやすく、髪の強度を高めるシスチンを豊富に含有します。
加水分解ケラチン(羊毛)
コラーゲンの形をそのままに水に溶解させたのがこの水溶性コラーゲンです。魚の骨や皮、うろこを原料として、匂いが少なく吸収性が高いのが特徴です。
水溶性コラーゲン
2-メタクロイルオキシエチルホスホリルコリンとメタクリル酸ブチルとの重合体で、通称リピジュアです。生体適合性成分であり、高い安全性とヒアルロン酸を圧倒的に上回る保湿効果が特徴です。
ポリクオタニウム-51
両親媒性型のエステル油で、水溶性有効成分の浸透促進効果、スピーディーなクレンジング効果、べたつきが少なく、軽い感触に仕上げる作用があります。
シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール
ジメチルポリシロキサンの末端をトリメチルシロキシ基で封鎖した重合体。シリコンといえば、ジメチコンが代表的な成分です。皮膚保護・コーティング剤、消泡剤として使われますが、網目状のコーティングのため水分透過性や通気性は有する。
ジメチコン
肌の表面を保湿する素材で、安全性が高く、しっとり感の強い感触が特徴です。石鹸の副産物としても発生します。含有量95%以上のものを濃グリセリンと呼びます。
グリセリン
1,3-ブチレングリコールのことです。抗菌・溶剤、減粘剤、香料としても使われます。石油から精製される他、サトウキビから精製されるBGもあります。皮膚に潤いを持たせる他、製品安定剤として使われることも。
BG
シソ科ラベンダーの葉茎から得られるオイルです。鎮痛・リラックス効果・抗炎症・抗菌作用などを付与します。ただし、酸化により接触アレルギーを起こす可能性もある。
ラベンダー油
ダイズステロール
油性感が少ないさっぱりした感触のエステルオイルです。
パルミチン酸エチルヘキシル
多糖類に分類される物質です。創傷被覆材にも使われる素材です。強靭で柔軟性のある皮膜を形成し、抗菌作用も期待できる質の高い素材です。皮膚再生を促進する作用も。
キトサン
1,8-シオネール含有のシソ科植物エキスです。血行促進や、芳香による頭脳のリフレッシュ効果などが期待されます。
ローズマリー葉油
キトサンのカチオン化誘導体。人工皮膚素材であるキトサンがダメージ部に選択的に吸着し、コーティング・制菌作用・ナチュラルな感触を付与するという有り難い素材です。質の向上に大きく寄与するでしょう。
キトサンヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド
アルガニアスピノサカルス培養エキス