解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ティエラコスメティクスブランド名
守り髪容量
400ml参考価格
3428円1mlあたり
8.6円KaisekiID
886全成分
髪の内外を補修するトリートメントですね。
商品名の「守り髪」という言葉どおりに、髪を保護,補修する能力が備わっている全成分です。
セラミドやペリセアなどによる補修効果のほか,キューティクルを整え潤滑性をもたらす成分が中心になって構成されています。
浸透性に優れるジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム(ペリセア)をはじめ、メドウフォームラクトンやγドコサラクトン、セラミドといった成分による補修効果で、髪にハリコシを与える効果が見込めそうです。
後述するキューティクル補修効果と合わせて、このトリートメントの特徴の大きな部分と言えるでしょう。
わずかですがうねりを伸ばすような効果も見られるのではないかと思います。
守り髪トリートメントのもう一つ大きな要素、キューティクルを補修する能力が高いという部分を見ていきましょう。
ペリセアもそうですが、メドウフォームラクトンなどダメージ部分に吸着して補修する成分がベースとなり、セラミド、ヒアロベール(ヒアルロン酸の280倍の吸着力)、アルキル(C12-14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHClといった成分がキューティクルにツヤと滑りを与え、仕上がりに好ましい感触を残すでしょう。
カラーの退色防止効果があるミリスチン酸PPG-3ベンジルエーテルの配合も1つメリットとなっています。
18mea補給効果を持つクオタニウム33や、おなじみのシアバター、オリーブオイル、アルガンオイルといった面々も油膜形成によって保湿効果を提供。
ケラチン、シルク、コラーゲンが乗っかり、バランスよくリペア効果を髪に残す処方になっていますね。
一つ一つの素材が確かに効果的で、特に潤滑性の面では万人受けしそうな良い仕上がりが期待できそうです。
ダメージ部分を保護して指通りを良くするという基本的なトリートメントの役割は果たしているように見えます。
欲を言えば、コーティングの均一性であったり、ビルドアップの防止策であったり、補修効果にもう一声欲しい部分など、全体的にクオリティは高いというほどではなく、中の上あたりでまとまっている印象です。
すなわち、髪のダメージがあまりにも強すぎなければ、このトリートメントで対処可能ですが、よりハイダメージの場合はもう一つ上のレベルのトリートメントが合うということになります。
あくまでもダメージ補修はそこそこで、潤滑性重視、ツヤ重視といった商品選びをされる方に適したトリートメントであると言えるでしょう。
ツヤと指通りの改善に関しては十分に能力があるので、相性が良さそうだと思われた方は試してみる価値はありそうです。
コストパフォーマンスもそこそこによく、悪くない選択肢と言えるのではないでしょうか。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。