解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
コスメテックスローランド株式会社ブランド名
シトラスパ容量
470ml参考価格
1320円1mlあたり
2.8円JANコード
4936201104635KaisekiID
8367全成分
オーガニック志向をこじらせてしまったパターン。
内容的には石鹸系のボディソープというものですが、オーガニック系にありがちな植物エキスをたくさん入れ込むという手法をとっています。
単純にそれは肌に優しそうなイメージを向上させるのに寄与しそうですが、シトラススパアロマボディーウォッシュの場合は少し事情が違います。グレープフルーツ果皮油という光毒性を持つ成分を配合しており、これが返って肌刺激となるデメリットとなってしまっていますね。
グレープフルーツ果皮は、天然の防腐剤のように思われている向きもあります。しかし実際にはデメリットがあり、使い方には注意が必要です。この製品の場合には、メリットよりもデメリットの方が多くなってしまっているような気がしますね。
添加されているアミノ酸系ココイルグリシンNaという成分も、実は石鹸とよく似た特徴を持っていて、アルカリ性側で最も洗浄力や泡立ちが大きくなるという性質があります。
これらのことを踏まえると、香りがいくら100%シトラス精油を使っていると言っても体にとって良いボディソープであるとは言えません。
石鹸のアルカリによって肌の保湿成分は溶出されてしまい、乾燥肌に真っ逆さまといった状態。
香りが良いだけでは駄目で、特にアルカリ性ではなく弱酸性の製品を選ぶことがスキンケアの基本。無駄にオーガニック寄りの作り方をすることで、製品のコストも上がってしまい、さらにデメリットまでついてくるという始末。
これではあまりおすすめできるボディーソープとは言えないのでは。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。