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特にクオリティは感じない一品。
さて、いかがわしさが半端じゃない説明文の中で、
「鉱物油を一切使用せず」、とありますが、成分トップのオレフィン(C14-16)スルホン酸のオレフィン(C14-16)というのは思いっきり石油由来ですので、のっけから嘘。
アレルギー等の恐れのある成分を排除、とありますが、
オレフィンスルホン酸Naの高脱脂力は肌荒れに繋がっても不思議でありません。
さらに乳化剤であるカプリン酸グリセリルも、温感→かゆみに変わりやすい成分といえますので、
肌思いの製品にはあまり配合されないと思われます。
クオタニウム-33、ココイル加水分解コラーゲンKは保湿・保護剤でコンディショニング作用ですが、
ちょっとわかりにくいのがトール油、トール酸。
松エキス(ロジン酸など含む)のことですが、「滑り止め」によく使われる成分でありますから、
髪の滑りを悪くしてどうする?と突っ込みを入れたくなるのは僕だけでしょうか。
ロジン酸の特性からいって、ツヤ感はとても感じる可能性がありますが、
感触はお世辞にもいいとはいえないでしょう。
洗浄剤も極めてさっぱり系ですから、ゴワつき方は並ではないと言えます。
そして全体的に言えることですが、「カプリロイル〜」「カプリン〜」「ラウリン酸〜」「ラウリン〜」など、
いずれも分子量の低いもので構成されていますので、
肌刺激性は自ずと高いものになることは避けられません。
松エキスも、お世辞にもマイルドとは言えませんから、
使えば使うほど、髪も肌も、さらには地球も喜ぶ化粧品です。などと胸を張れる製品ではないことは明白です。
この程度の薄い中身で4200円も払わせてはいけないでしょう。