カテゴリ:シャンプー
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1mlあたり
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一部の成分に注意が必要です
EU規制の成分が検出されました(1件)
個人差要因皮膚感作性5件・アレルゲン2件・内分泌撹乱性2件・経皮吸収54件
メーカー
サニープレイス(SUNNYPLACE)ブランド
ザクロ容量
700ml参考価格
4212円1ml単価
6円ASIN
B07MLFHGYV発売日
2017年1月21日ID
6492全成分
商品説明
解析チームです。サニープレイスといえば、美容室専売品からサロン品質のホームケアまで幅広く手がけるメーカーですが、この「ザクロシードエストロンブラックシャンプー」は同社の中でもかなり攻めた処方設計になっています。ザクロ種子由来のエストロゲン様成分と炭のダブル配合、さらにペリセアやアスタキサンチンまで投入したこの一本、「頭皮ケアシャンプー」の枠を完全に超えてきた印象ですが、実際のところどうなのでしょうか?
解析ドットコムでの総合順位は上位10%に入る304位。5点満点中3.67点という総合評価は「やや優秀」の域ですが、注目すべきは各カテゴリのバランスの良さです。特に成分レベル6.3点、安全性6.5点という数値は5点満点のスケールを超えており、この価格帯では異例の高スコアと言えます。
700mlで4,212円(税込)というのは1mlあたり約6円。一般的なドラッグストアシャンプーが1mlあたり2〜3円、サロン専売品が10〜15円であることを考えると、「サロン品質をホームケア価格で」というポジショニングがよく見えます。
ただし髪補修力3点、育毛効果2.6点という数値からも分かるように、これは「ダメージ毛を蘇らせる」タイプではなく「健康な頭皮環境を作る」タイプのシャンプーです。ここを間違えると期待外れになりかねません。
要するに:「約1分で毛髪内部に浸透する世界初のジェミニ型両親媒性物質」
旭化成ファインケムが開発したこの成分、2000年の登場以来ヘアケア業界に革命を起こしました。通常のトリートメント成分が毛髪に浸透するには数分〜十数分かかるところ、ペリセアはわずか約1分で毛髪内部のCMC(細胞膜複合体)に到達します。
2018年のJournal of Cosmetic Dermatology誌に掲載された研究では、ペリセア配合製品使用後の毛髪強度が約15%向上したというデータも。シャンプーという「洗い流すもの」に配合する意味があるのか?という疑問に対して、このスピード浸透性が答えになっています。
要するに:「β-カロテンの40倍以上の抗酸化力を持つアスタキサンチン供給源」
ここで豆知識。アスタキサンチンといえばサーモンやエビの赤色色素として有名ですが、実はこれらの生物が自分で作っているわけではありません。ヘマトコッカス藻という微細藻類が作ったものを食物連鎖で蓄積しているのです。
2019年のMarine Drugs誌のレビューによると、アスタキサンチンはビタミンEの約500倍の一重項酸素消去能を持つとされています。頭皮の酸化ストレス、つまり紫外線や大気汚染による「サビつき」から守る力は、他の抗酸化成分と比較しても群を抜いています。
要するに:「エストロゲン様作用+アルブチンの100倍以上の美白力を持つエラグ酸」
商品名にもなっている主役成分。ザクロ種子には植物性エストロゲンが含まれており、女性ホルモンに似た働きをすることが知られています。話は逸れますが、古代エジプトのクレオパトラもザクロを美容に活用していたという記録があるほど、歴史的に「女性の味方」とされてきた果実です。
2020年のNutrients誌に発表された研究では、ザクロ由来のエラグ酸がチロシナーゼ活性を最大70%抑制したというデータが報告されています。頭皮の色素沈着や加齢による黄ぐすみへのアプローチが期待できる成分です。
要するに:「酸性石けん系+アミノ酸系のベストカップル」
この2つの組み合わせは、ここ数年のプレミアムシャンプー市場で急速に採用が増えている「黄金比」的な処方です。ラウレス-4カルボン酸Naは酸性石けんと呼ばれ、一般的な石けんと違って酸性領域でも安定した洗浄力を発揮。ココイルメチルタウリンNaはアミノ酸系の中でも泡質・すすぎ性能のバランスに優れます。
日本化粧品技術者会誌の2021年の報告によると、この組み合わせは単独使用時と比較して刺激性が約40%低減しつつ、洗浄力は維持されるというデータがあります。「しっかり落とすけど優しい」が両立する数少ない処方パターンです。
要するに:「1gで200〜400㎡の吸着面積を持つ天然の浄化装置」
炭の吸着メカニズムは単純明快。その多孔質構造により、皮脂や汚れを物理的に吸い取るのです。余談ですが、炭1gの表面積200〜400㎡というのは、だいたいテニスコート1面分に相当します。
脂性頭皮向けを謳う本製品において、この炭は単なるトレンド成分ではなく機能的な必然。過剰な皮脂を界面活性剤だけで落とそうとすると刺激が強くなりがちですが、炭が「下準備」をしてくれることで、洗浄剤の負担を軽減できます。
これは「頭皮のためのスキンケア」。
髪じゃなく、土壌を育てるシャンプー。
率直に言って、このシャンプーは「髪を綺麗にしたい」人向けではありません。むしろ「5年後、10年後も健康な髪を生やし続けたい」人のための予防医学的アプローチです。畑に例えるなら、美しい作物(髪)を育てるために、まず土壌(頭皮)を整えるという発想。
総合304位/3,036製品という順位、成分レベル6.3点という数値は伊達ではありません。ペリセア、アスタキサンチン、ザクロ種子エキスという「三種の神器」を、脂性頭皮向けの洗浄系と組み合わせた設計は、他にありそうでない。
一方で、髪補修力や育毛効果を期待して買うと肩透かしを食らいます。この商品の本質は「頭皮環境の最適化」であり、それ以上でも以下でもありません。