総合点
2.57総合ランク
351個中 153位成分数
10植物エキスの数
5コスパ
0安全性
0素材の品質
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
0注意が必要な素材
1メーカー
美容薬理ブランド名
アンナトゥモール容量
500ml参考価格
2200円1mlあたり
4.4円JANコード
4521697100799KaisekiID
8186自然派ボディソープということで、ボタニカルとかナチュラルという響きは体に良さそうな印象を受けますが、実際のところ結果は逆になりがちです。
自然派ボディソープ系にありがち、というかほぼ100%そうですが、石けんですね。石けんが自然というのもいかがなものかと思いますが、早速見ていきましょう。
特徴をまとめると、
このような製品です。
美容薬理株式会社。自然派メーカーとして植物由来比率100に近い製品を世に送り出しています。
まず、石けんについて。
石けんは、アルカリ性です。アルカリ性だと肌の保湿因子を溶かし出す効率がラウリル硫酸ナトリウムよりも激しく、著しく乾燥を招きます。
そして、石けんは油脂と水酸化カリウムを合成して作られる合成界面活性剤なので、たしかに油脂は植物由来ですが劇物の水酸化カリウムとセットであるということも注目すべきでしょう。
石けんが必ずしも天然のもので、肌にやさしいというのは幻想です。
これを踏まえて、自然派=肌にやさしいという図式も違います。
グレープフルーツ果皮油にしても、光毒性を持つというデメリットがあり、天然素材でも危ない素材の1つという事実から目をそらすべきではないでしょう。
植物エキス類のメリットは確かに含まれますが、デメリットの多さはそれを遥かに凌駕します。
デメリットはなにかというより、デメリットが前面に出ていると見るべきです。
石けんが天然由来だからやさしい、という思い込みでやさしそうに見えることはあるでしょうが、実際には旧式の洗浄剤ゆえに欠点が多いのです。
ボディソープとしては旧型の石けんタイプで、他の石けん系ボディソープと大して変わりません。
アルカリ性であり、肌を乾燥させる特徴を持ち、植物エキスのスキンコンディショニング効果を矮小化してしまうという点でこのボディソープはおすすめとはいえません。
少々割高な印象もあります。植物エキスの質が高いのは間違いないですが、大半を占める洗浄剤がこの有様では良さが活きません。
改善の余地が大いにある内容といえます。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。