解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ユニリーバブランド名
ラックス容量
450ml参考価格
1540円1mlあたり
3.4円JANコード
4902111762982KaisekiID
7508全成分
めちゃめちゃ普通のラックスシャンプーですね。
ラウレス硫酸Naシャンプー。ただそれだけという特徴もへったくれもない安いシャンプーです。
強いて言えば、ラウリル硫酸ナトリウムが無いだけマシという程度。
植物エキスがいくつか添加されていることを除けば、100円均一で売っているシャンプーと大差ありません。
また、植物エキスの添加がクオリティに有意な差を見せられているということもなく、ただ単にコストはかかっていないシャンプーである、という以外に印象がありません。
その割には、割と値段は高く設定されていますね。
つまり、そういうシャンプーなのでしょう。
シンプルで大量生産系の安いシャンプー。そこに加わっているのがミズハッカ葉エキス、カミツレ水、サーマスサーモフィルス培養物ですね。
カミツレ水というのはカミツレの花を水蒸気で蒸留して得た水ですので、抽出の感じからも整肌的な効果が期待できるとはそんなに思えません。
あるとすればカミツレに含まれるビサボロールオキサイドによる抗炎症作用、ということになってきますが、そもそもベースがラウレス硫酸Naだったり、PGだったり、肌に優しくない成分の配合を考え直してほしいというものです。
ミズハッカは清涼感、血流促進といったあたり、サーマスサーモフィルス培養物は深海の微生物由来エキス。皮膚コンディショニング作用を期待させる成分ではありますが、やはりこの処方の中で歴然とした効果を期待するのは難しい。
肌に良い影響が起こるのを期待して使っても、洗浄剤のデメリットのほうが先に顕在化してしまうためですね。
どう考えても、大半を占める成分である洗浄剤の方が、ごく微量の添加成分より影響力が強いのは言うまでもありません。
そういう意味で、このシャンプーはまさに100円均一レベルの処方であると言う感想に尽きます。
わざわざこれだけのコストを払って手に入れたいクオリティではないと考えます。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。