解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ユニリーバ・ジャパンブランド名
ラックス容量
170ml参考価格
880円1mlあたり
5.2円JANコード
4902111760766KaisekiID
7839全成分
ラックスルミニークボタニカルリペアトリートメントと中身はほとんど同じですね。
こちらはヘアマスクですが、水の割合が減って濃縮されている、というイメージでしょうか。
濃縮されていたとしても、元がイマイチではさして意味はありません。
このヘアマスクはリペアと謳っているわりに髪の補修効果が乏しいのが特徴。
4級カチオン界面活性剤のベヘントリモニウムクロリド、シリコンオイル、それにビルドアップしやすいアモジメチコンなど、そこら辺にある市販のコンディショナーと大して変わらない戦力となっています。
ラックスにありがちなドデシルベンゼンスルホン酸TEAのようなアニオン界面活性剤がないことが多少マシかなと思える点というのも寂しい。
つまり、最低ではないにせよ、ほぼ最低に近いような能力に留まるクオリティであるということ。
商品説明にあるフレンチスパ発想というのが何を示しているのかよく分かりませんが、毛先まで補修さらりと輝く髪へなどということは実現不可能であると考えます。
カチオン界面活性剤とシリコン、それと植物由来のオイル、アミノ酸がいくつか、と言う程度ではコンディショナーのそれと大差ありません。
ボタニカル素材の配合が役に立っている側面も非常に限られ、せいぜい香りが髪に残る程度の効果しか期待できないでしょう。
リペア効果を期待するのであれば、全く選択肢に含めるべきではない製品で、目をつぶって他の商品を適当に手にとってもこれよりはマシである可能性が高いでしょう。
それくらい補修能力という場面では役に立つそうもなく、市販の中でも相当手ごたえのないタイプの一つと言えるでしょう。
それでいて肌に優しいでもなく、環境に優しいでもなく、利点を探すほうが難しいのであります。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。