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ダメージリペア、補修、といった謳い文句が添えられているヘアマスクです。
機能としては保湿と光沢を授ける、といった内容で、特にミネラルオイルの艶というより光沢感というのが1つ特徴になるだろうな、というのが印象です。
ややコクのあるタッチで、ある程度まとまりを求めることが可能です。また、全体的にしっとり志向の素材が集められていて、エモリエントなタッチを感じることでしょう。
ただ、補修という意味合いでは期待通りにはいかなそうです。
あくまでも油分補給ととらえるべし
ある程度の保湿、ツヤ感はあり、すこーし一般的なコンディショナーより刺激が抑えめではありますが、
ヘアマスクとしての効果は限定的。特に、ツヤ感も自然なものではなく、人工的な
光沢といったほうがよい感じで、安っぽい仕上がりとは言いすぎですが
理想的とは少し遠いのではないかと思います。
ミネラルオイルの、ある意味でのマスク感こそありますが、質の良いものがバージン毛を再現するような方向性だとしたら、この製品はまさに人工的な仕上がりにベクトルが向き
低コストという特徴も。
そのあたりをよく見る必要がありそうです。
ベヘントリモニウムクロリド ベヘントリモニウムクロリドはしっとりタイプの4級カチオン(陽イオン)界面活性剤です。ダメージ部に吸着し、疎水性を復活させて物理的ダメージから髪を守ります。
フェノキシエタノール 防腐剤。パラベンと代替としてマイルド系防腐剤として用いられることが多いが、実際のところ肌刺激性では双方に有意な差はない。防腐能力についてはパラベンより低く、他の防腐剤と組み合わせて使うことで必要な能力を引き出すタイプ。パラベンがないからといって、フェノキシエタノールならソフトである、という解釈はあまり良い判断ではないが、防腐能力がソフトという点ではやや優しい。
アモジメチコン 末端がアミノ基で修飾されたシリコーン重合体。髪への吸着性が高く、しっとりした感触が持続的に付与されます。
アルガニアスピノサ核油 アルガンオイルです。モロッコ原産で、アルガンの木1本から1リットルしか採れないオイル。オレイン酸・リノール酸リッチで、ビタミンAやセサミンなども含みます。抗酸化作用やしっとりリッチな感触を付与。
ステアリルアルコール オクタデシルアルコール。ロウに似た油性成分である。
ジメチコン ジメチルポリシロキサンの末端をトリメチルシロキシ基で封鎖した重合体。シリコンといえば、ジメチコンが代表的な成分です。皮膚保護・コーティング剤、消泡剤として使われますが、網目状のコーティングのため水分透過性や通気性は有する。
グリセリン 肌の表面を保湿する素材で、安全性が高く、しっとり感の強い感触が特徴です。石鹸の副産物としても発生します。
ステアラミドプロピルジメチルアミン 3級カチオン界面活性剤です。一般的な陽イオン界面活性剤よりも肌刺激がソフトです。ただし、ダメージ修復能力は弱いです。サラサラ仕上げ。ボリューム感を付与する効果も。
ミネラルオイル 地下資源(石油、石炭、天然ガスなど)由来の炭化水素化合物で、いわゆる鉱物油・流動パラフィンと呼ばれる種類です。ワセリンも同じ鉱物油です。肌へは全く浸透しないため、肌刺激はありません。また、分子間に隙間がほとんどない構造のため、強い光沢感を得ることもできます。また、クレンジングオイルの基剤に用いられることもあり、強い油性でメイクを馴染ませ落とすことも得意です。ヘアケアでは光沢の強い油膜コーティングを施す目的で配合されることがあります。
ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル 真菌に対し特に効果の高い防腐剤
EDTA2Na